初めてショートコースに行く前夜、キャディバッグの前で悩みました。14本全部持っていくのは大げさすぎる。でも何本に絞ればいいか分からない。結局、14本を車に積んで行ったのですが、使ったのは5本だけ。残りの9本はトランクで眠っていました。あの日以来、ショートコースには「使うクラブだけ」をクラブケースに入れて行くようになりました。何本持っていくか、どのクラブを選ぶか。この判断を間違えなければ、ショートコースはもっと快適になります。
この記事でわかること
- ショートコースに持っていくクラブの基本は5〜7本
- 目的別3パターンのセッティング例
- クラブケースで身軽に行くメリット
ショートコースに14本は必要ない——基本は5〜7本
本コースでは14本のフルセットが前提ですが、ショートコースではそこまで必要ありません。ほとんどのホールがパー3で、距離は50〜200ヤード程度。使うクラブは自然と限られます。
なぜ5〜7本で十分なのか
ショートコースで実際に使うクラブを数えてみると、ティーショット用のアイアン1〜2本、アプローチ用のウェッジ2〜3本、パター1本。これで5〜6本です。ドライバーが使えるコースでも、プラス1本で合計7本。
14本から7本に減らすと、持ち運びが格段に楽になります。キャディバッグではなくクラブケース(練習用の軽いバッグ)に入れて、片手で持って歩けます。ショートコースにはカートがないところも多いので、この身軽さは想像以上に大きなメリットです。
「足りないかも」という不安は杞憂
「5本じゃ足りないのでは」と不安になる気持ちは分かります。でも考えてみてください。100ヤード以内のショットで使うクラブは、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、9番アイアン、パターの4本で事足ります。ショートコースの大半のホールは、この4本でカバーできるのです。
むしろ、少ないクラブで工夫して打つことが練習になります。「7番しかないから7番で低い球を打つ」「ピッチングで転がすか、サンドで上げるか」と考える時間が、コースマネジメント力を鍛えてくれます。
本コースで14本持っていると、距離に応じて「正解のクラブ」を機械的に選びがちです。しかしショートコースで5本しかないと、「この距離を手持ちのクラブでどう攻略するか」という思考が自然と生まれます。たとえば、本来なら8番アイアンの距離を9番アイアンで少し大きめに打つ。この「自分で考えて打つ」経験が、本コースでの判断力に直結するのです。

目的別・ショートコースのクラブセッティング3パターン
ショートコースに何本持っていくかは、「何を練習したいか」で変わります。以下の3パターンから、自分の目的に合うものを選んでください。
パターン1:初心者・まず行ってみたい人(5本)
- 7番アイアン(ティーショット用)
- 9番アイアン(100ヤード前後)
- ピッチングウェッジ(アプローチ)
- サンドウェッジ(バンカー+高い球)
- パター
迷ったらこの5本。ショートコースで必要なショットはすべてカバーできます。初めて行くなら、まずこのセットで十分です。
私が初めてショートコースに行ったときもこの5本でした。正直なところ、7番アイアンを使ったのは全9ホール中3ホールだけ。残りのホールはピッチングウェッジとサンドウェッジで事足りました。「5本でも多かったかも」と感じたくらいです。逆に言えば、5本あれば困る場面はまずありません。
パターン2:アプローチ練習を重点的にやりたい人(7本)
- 7番アイアン
- 9番アイアン
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ(50〜52度)
- サンドウェッジ(56度)
- ロブウェッジ(58〜60度)※持っている場合
- パター
ウェッジを3〜4本持っていくパターン。30ヤード、50ヤード、70ヤードと距離を打ち分ける練習ができます。バンカーがあるコース(サンライズゴルフクラブなど)では、サンドウェッジの出番が多いので必ず入れてください。
このパターンは「スコアよりも技術の引き出しを増やしたい」人に向いています。ロブウェッジを持っていない場合は、サンドウェッジのフェースを開いて高い球を打つ練習をするのもいいでしょう。ショートコースなら失敗しても次のホールでやり直せるので、本コースでは試せない冒険的なショットに挑戦できます。
パターン3:ドライバーも打ちたい人(6本)
- ドライバー
- 7番アイアン
- ピッチングウェッジ
- サンドウェッジ
- パター
- もう1本自由枠(5番ウッドや9番アイアン)
ドライバーが使えるコース(シーサイドゴルフ木更津など)向けのセッティングです。ティーショットからグリーン周りまで一通り練習できるバランス型。
ドライバーを入れる場合、アイアンやウェッジの本数を1〜2本減らすことになります。ここで大切なのは、パターは必ず入れるということ。「パターは省いてウェッジで代用しよう」と考える方がたまにいますが、グリーン上をウェッジで転がすのはマナー上も避けたほうが無難です。パターだけは外さないでください。
クラブケースで行くメリット
ショートコースに行くなら、キャディバッグではなくクラブケースがおすすめです。
身軽さが練習の質を上げる
クラブケースは軽くて細いので、片手で持って歩けます。ショートコースでは9〜18ホールを歩いて回るので、重いキャディバッグを担いでいると後半で疲れてスイングが崩れます。身軽な状態でプレーすることが、練習の質を保つコツです。
車のトランクにも気軽に放り込めるので、「今日は時間があるからショートコースに寄ろう」という気軽な使い方もしやすくなります。
実際にクラブケースで行ってみた感想
私がクラブケースに切り替えたとき、最初に感じたのは「身軽さ」よりも「気持ちの軽さ」でした。14本のキャディバッグを運んでいた頃は、なんとなく「ちゃんとプレーしなきゃ」というプレッシャーがありました。でもクラブケースを片手にぶら下げて歩くと、散歩の延長のような気楽さでプレーに入れます。
ショートコースは本来、気張らずに練習する場です。荷物が軽くなると、心のハードルも下がります。「思い立った週末にサッと行ける」という手軽さは、月1ゴルファーにとって何より大きな価値です。いつもの練習場に行くのと同じ感覚で、芝の上でのショットが練習できるのですから。
クラブケースの選び方
5〜7本入るソフトケースで十分です。価格は2,000〜5,000円程度。練習場用に1本持っておくと、ショートコースにも練習場にも使えて便利です。スタンド付きのタイプなら、コース上で地面に置くときも汚れにくいのでおすすめです。ポケット付きのモデルなら、ボールやティー、グローブも一緒に収納できるので、手ぶらで歩けます。
まとめ:ショートコースは「少ないクラブで考えて打つ」練習の場
ショートコースに持っていくクラブは5〜7本で十分です。14本のフルセットは必要ありません。目的に合わせてセッティングを選び、クラブケースに入れて身軽に行きましょう。
少ないクラブで工夫して打つ経験は、本コースでのクラブ選択にも活きてきます。「このクラブでどう打つか」を考える力は、ショートコースでこそ鍛えられるのです。本コースで「ウェッジが合わない」と感じたとき、7番アイアンで転がすという引き出しがあれば、スコアの崩れを防げます。その引き出しは、少ないクラブでショートコースを回った経験からしか生まれません。
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ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。

