ショートコースとは|初心者でも安心の小さなグリーンとピンが見えるコース風景

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ショートコースとは?本コースとの違いと、初めての持ち物・服装・マナー・料金

「ショートコース」という言葉は聞いたことがある。でも実際に行ったことはない。本コースとどう違うのか、服装は何を着ていけばいいのか、クラブは全部持っていくのか——分からないことが多くて、結局行きそびれたまま何年も経っていました。私がそうだったように、「なんとなく敷居が高そう」と感じている方は多いはずです。でも実際に行ってみると、拍子抜けするほど気楽な場所でした。

この記事でわかること

  • ショートコースとは何か・本コース(通常の18ホールのコース)との5つの違い
  • 何を着ていけばいいか(ジーンズ・サンダル・シューズの扱い)
  • クラブは何本持っていくか、クラブ以外に何がいるか
  • ショートコースのマナーで、本コースと同じところ・違うところ

先に答え:ショートコースとは、パー3を中心にした短いコースのことです。これに対して「本コース」とは、18ホール・パー72が標準の、いわゆるふつうのゴルフ場を指します。ゴルフの話で「本コースデビュー」と言うときの本コースがこれです。両者は「短いか長いか」だけの違いではなく、料金・予約・服装・持ち物・かかる時間まで別物だと思っておくと、はじめの一歩がぐっと軽くなります。この記事では、その違いを5つに整理したうえで、初めて行く日の服装・持ち物・マナーを順番に見ていきます。

ショートコースとは?本コースとの5つの違い

ショートコースとは、パー3を中心に構成された短いゴルフコースのことです。本コース(18ホール・パー72)とは規模も雰囲気も異なります。まずは5つの違いを整理してみましょう。

ホール数・距離・プレー時間の違い

本コースは18ホール・全長6,000〜7,000ヤードが標準です。1ラウンドに4〜5時間かかり、朝から半日以上の時間が必要になります。

ショートコースは9ホールまたは18ホールで、1ホールの距離は50〜150ヤード程度。プレー時間は9ホールで1〜1.5時間、18ホールでも2〜3時間で回れます。午前中だけ、あるいは仕事帰りにさっと立ち寄ることも可能です。

本コースでは4人1組でカートに乗り、前の組が進むのを待ちながら回るので、どうしても4〜5時間かかります。ショートコースは1〜2人で歩いて回るのが一般的で、自分のペースで進められるため待ち時間がほとんどありません。「半日使わないとゴルフができない」という固定観念を壊してくれるのが、ショートコースの大きな魅力です。

料金と予約のハードルの違い

本コースの場合、ビジターで1回5,000〜15,000円。食事代や交通費を含めると1万円を超えることがほとんどです。予約も必須で、人気の時間帯は2〜3週間前に埋まることも珍しくありません。

ショートコースは1回1,000〜3,000円が相場です。まわり放題プランがある施設なら、半日で3,000円程度。そして多くのショートコースは予約不要です。受付で料金を払って、空いているホールからスタートするだけ。この気軽さが、ショートコースの最大の魅力です。

本コースでは予約のキャンセル料がかかることもありますが、ショートコースなら「天気が良さそうだから今日行こう」という当日の思いつきで大丈夫。この「行きたいときに行ける」手軽さは、忙しい40代サラリーマンにとって大きなメリットです。食事付きプランやロッカー利用もないので、追加費用を気にする必要もありません。

私自身、この気軽さに助けられてきました。スコアの記録を数えてみると、木更津のショートコースには2023年の1年間で13日・18回分の記録が残っていました。いまは閉鎖してしまった熊谷のショートコースにも、3日で9回分。本コースのラウンドが月1回のペースだった時期に、ショートコースだけはこれだけ回れていたわけです。「ゴルフに行く日」のハードルを下げてくれるのが、ショートコースのいちばんの効き目だと思っています。

通っていたショートコースは、受付を済ませたら、あとは自由に回っていいタイプでした。スタート時刻をきっちり管理するゴルフ場ではないので、受付のあとは準備運動をして、トイレに行って、一服してから1番へ向かう——その程度の段取りです。本コースのように「何時何分スタート」に追われないことが、いちばん気の楽なところでした。

ショートコースと本コースの5つの違い比較図
この5つの違いを知ればショートコースのハードルが下がります

ショートコースの服装——どこまでカジュアルで大丈夫か

本コースではドレスコードが厳しく、襟付きシャツにスラックス、ゴルフシューズが必須です。ショートコースはどうでしょうか。

ショートコースの持ち物・服装チェックリスト
本コースより気軽ですが最低限の準備はしておきましょう

Tシャツにチノパン、スニーカーでよい施設が多い

多くのショートコースでは、Tシャツにチノパン、スニーカーでプレーできます。本コースのように「襟付きシャツでなければ入場できない」「ジャケット着用で来場」といったドレスコードが決められていることは、ほとんどありません。練習場に行くときの格好のまま立ち寄れる、と考えておけば大きく外しません。

ただし「カジュアルでよい」は「何でもよい」とは違います。ゴルフ場である以上、周りには初めての人も家族連れもいます。上はTシャツでも、下は動きやすいチノパンやスポーツ用のパンツにしておくと、自分が浮くこともありません。

迷いやすいのはジーンズ・サンダル・帽子

判断に迷いやすいのがこの3つです。ジーンズとサンダルは、断っている施設があります。ここは施設ごとに決め方が違うので、初めて行く前に公式サイトの案内を見ておくと安心です。ページに書いていなければ、受付に電話で聞いてしまうのがいちばん早く、断られることもありません。

帽子は、決まりというより自分のためのものです。ショートコースは日陰が少なく、歩いて回るぶん日差しを受け続けます。夏場はキャップと日焼け止め、冬場は風を通さない上着を1枚。服装の決まりがゆるいぶん、天候への備えは自分で持っていく必要があります。

シューズはスパイクレスがあると楽になる

「ゴルフシューズがあると打ちやすい」のは事実です。芝の上で踏ん張りが効くので、スパイクレスのゴルフシューズがあると快適にプレーできます。スニーカーでも回れますが、朝露や雨上がりの芝は思った以上に滑ります。持っているなら履いていく、持っていないなら底のしっかりしたスニーカーを選ぶ——この程度の意識で十分です。

なお、金属のスパイク(鋲)が付いたシューズは使えない施設があります。いま売られているゴルフシューズのほとんどはソフトスパイクかスパイクレスなので気にしなくてよいのですが、古いシューズを引っぱり出してきた場合だけ、裏を見てから車に積んでください。

ちなみに私自身は、ショートコースでもゴルフシューズを履き、本コースと同じような格好で行っています。決まりがゆるいことと、自分がどう行くかは別の話です。「カジュアルでも入れる」は、持っていない人が構えなくていいという意味だと思ってください。

持ち物——クラブは5本、あとは何を持っていくか

クラブは5〜7本で足りる

本コースでは14本のクラブセットをキャディバッグに入れてカートに積みます。ショートコースではそこまで必要ありません。

持っていくクラブの目安は以下の通りです。

  • 7番アイアン:ティーショット用(距離のあるホール向け)
  • 9番アイアン:100ヤード前後のショット
  • ピッチングウェッジ:アプローチ用
  • サンドウェッジ:バンカー・高い球が必要な場面
  • パター:グリーン上で必須

この5本をクラブケースに入れて、手軽に持ち運べます。施設によってはドライバーが使えるところもありますが、基本的にはアイアンとウェッジがあれば十分です。

参考までに、私が実際に持っていくのは6〜8本です。だいたい決まっているのがパター・56度・50度・7番アイアン・4番ユーティリティで、そこにピッチングウェッジや9番アイアンを足し、残りはその日の気分でアイアンやドライバーを入れることもあります。上の「基本の5本」と違うのは、ウェッジを2本(56度・50度)入れていることと、4番ユーティリティが入っていること。何本と決めきらず、行く日の気分で1〜2本ぶれる——それくらいの気楽さで大丈夫です。

最初のうちは「足りないかも」と不安になりますが、ショートコースでは距離が短いので使うクラブが限られます。むしろ少ないクラブで工夫して打つ練習になり、コースマネジメント力も自然と鍛えられます。キャディバッグを丸ごと持っていく必要がないので、車のトランクも身軽です。

クラブ以外に持っていくもの

クラブ以外は、次のものがあれば足ります。どれも本コースに行くときの荷物から抜き出すだけです。

  • ボール:池や林に入れることを見込んで3〜5球。ロストボールで構いません
  • ティー:パー3中心なので、使う本数は本コースより多めになります
  • グローブ:使っている人はそのまま。使わない派ならなくても困りません
  • グリーンフォーク・マーカー:グリーンの傷を直すために1つ
  • タオル・飲み物:歩いて回るので、夏場はとくに
  • 現金:支払い方法は施設によって違います。現金を用意しておけば迷いません

クラブを持ち運ぶのは「クラブケース」が身軽

5本を車から受付まで運ぶのに、キャディバッグは大げさです。ここで役に立つのがクラブケース——数本のクラブだけを差して肩に掛けられる細長いケースです。持っていくクラブが決まっているショートコースとは相性がよく、車に積みっぱなしにしても場所を取りません。選ぶときは「何本入るか(5本前後か、7〜8本か)」と「パターが入る長さか」の2つだけ見れば外しません。

▼ お好みのショップで探してみてください

ショートコースのマナー——本コースと同じところ、違うところ

同じなのは「安全」と「グリーンを大事にすること」

ショートコースでもゴルフのマナーは変わりません。ただし、堅苦しく考える必要はありません。

  • 前の組がグリーンを出るまで打たない
  • 打つ人の近くで動かない・話さない
  • バンカーに入ったらならして出る
  • グリーン上のボールマークを直す

この4つを守っていれば、注意されることはまずありません。ショートコースは初心者やファミリーの利用者も多いので、雰囲気は本コースよりずっとリラックスしています。

プレーのペースだけ意識しておけば大丈夫です。後ろの組が追いついてきたら、先に行ってもらう。これだけで周囲に迷惑をかけることはまずありません。本コースのようにキャディさんやマーシャルに注意されるような緊張感はなく、自分のペースで気楽にプレーできます。

後ろに追いつかれたら、譲ってしまえばいい

一人は2人組や4人組より速く回れます。ただ、空いている日は前も後ろもいません——私が通っていたときも、前が詰まっていなければ追いつかれること自体がほとんどありませんでした。混んでいて後ろが近づいてきたら、「お先にどうぞ」と声をかけて先に行ってもらう。それだけです。譲ること自体は、まったく問題になりません。むしろ最初のうちは、後ろに人がいるというだけでソワソワしてしまうかもしれません。そこは慣れです。声をかけるのが苦手なら、ティーグラウンドの脇で素振りをしながら待つ姿勢を見せるだけでも、相手は先に打ってくれます。

打ち直しは「後ろが空いているとき」だけ

ショートコースの楽しみのひとつが、同じホールを2球、3球と打ち直せることです。ただしこれは後ろに誰もいないときの特権だと考えてください。後ろが待っているのに何球も打つのは、本コース以上に目立ちます。まわり放題のプランがある施設なら、混んできたら打ち直しをやめて、空いてきた周回でまとめて練習する——この切り替えができると、周りにも自分にも気持ちのよい半日になります。

ショートコースはこんな人に向いている

ショートコースはすべてのゴルファーにメリットがありますが、特に次のような方には強くおすすめします。

ゴルフを始めたばかりの初心者

いきなり本コースに行くのは怖い。でも練習場のマットの上だけでは物足りない。そんな方にとって、ショートコースは「本番前のリハーサル」になります。芝の上から打つ感覚、グリーンの速さ、バンカーからの脱出——すべてを低コスト・短時間で経験できます。

月1ゴルファーで上達の壁を感じている人

月1回のラウンドだけでは実戦経験が足りず、スコアが伸び悩む。ショートコースを月1〜2回プラスするだけで、アプローチとパターの実戦回数が2〜3倍に増えます。100切りを目指すなら、ショートコースはもっとも費用対効果の高い練習法です。

一人でふらっとゴルフしたい人

本コースの一人予約は、同組の知らない人とのコミュニケーションが発生します。ショートコースなら完全に一人のペースで回れます。予約も不要、誰とも組まされない。自分のペースで好きなホールを好きなだけ練習できるのは、ショートコースならではの自由さです。

平日の午前中なら利用者も少なく、ほとんど貸し切り状態になることも珍しくありません。気兼ねなく同じホールを2回続けて打ったり、バンカーから何度も打ち直したりと、自由な練習ができます。

まとめ:ショートコースは「気軽に行ける実戦の場」

ショートコースは、本コースのミニチュア版ではありません。練習場と本コースの間にある「実戦練習の場」です。1,000〜3,000円で予約不要。カジュアルな服装にクラブ5本で、1〜2時間の実戦練習ができます。

「行ったことがないから不安」と感じるかもしれませんが、行ってみれば驚くほど気楽な場所です。カジュアルな服装にクラブ5本だけ持って、受付で料金を払えばそのままスタートできます。特別な準備は何もいりません。まずは近くのショートコースを探して、一度足を運んでみてください。

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