先日のラウンドで、アプローチをダフって3打ロスしました。「あの30ヤードだけ毎週練習できたら」と思ったのですが、練習場では芝からのアプローチは打てません。ショートコースならそれができる。でも、ただ漫然と回っても意味がない。では何を目標にすればいいのか。答えはシンプルです。9ホールで36打(ボギーペース)。この数字が出せるようになれば、本コースの100切りが見えてきます。
この記事でわかること
- ショートコース9ホール36打が100切りに直結する理由
- スコアの逆算ロジック(数字で納得できる)
- 36打を達成するための具体的な練習ポイント
なぜ「9ホール36打」が100切りの指標になるのか
ショートコースの9ホールはすべてパー3。合計パーは27です。ボギーペースで回ると、各ホール4打×9ホール=36打。この36打を安定して出せるようになることが、本コースで100を切るための土台になります。
100切りの内訳を逆算する
本コースのパー72で100を切るには、99以下が必要です。ボギーペースなら各ホール1オーバーで90。実際には数ホールでダブルボギーが出るので、トータル95〜100前後になります。
ここで重要なのは、100切りできないゴルファーのスコアの60%以上がグリーン周り100ヤード以内で決まっているという事実です。ドライバーの飛距離ではなく、アプローチとパットの精度がスコアを左右します。
たとえば、パー4のホールで考えてみてください。ティーショットが150ヤードしか飛ばなくても、残り250ヤードを3打でグリーンに乗せて2パットならボギー。しかしティーショットが230ヤード飛んでも、残り120ヤードからダフって、アプローチでトップして、3パットしたらトリプルボギーです。飛距離ではなくショートゲームがスコアを作る。この構造を体感で理解するのに、ショートコースほど適した場所はありません。
ショートコースのパー3は、まさにこの「100ヤード以内のショット+パッティング」の繰り返しです。つまり、ショートコースでボギーペースを出す力=本コースのショートゲーム力なのです。
ショートコースで45打→36打の改善がそのままスコアに出る
ショートコース初心者のスコアは、9ホールで40〜50打程度になることが多いです。パー3で5打や6打叩くホールがあるからです。
この45打を36打にするには、9打の改善が必要です。1ホールあたり1打縮める計算。具体的には「ダフりでグリーンに乗らない」「3パットしてしまう」を減らすだけで達成できます。
内訳をもう少し具体的に見てみましょう。45打の内容は、たとえば「ティーショットでグリーンに乗ったのが2ホール、2打で乗ったのが4ホール、3打以上かかったのが3ホール」のような配分です。この3打以上かかったホールを2打で乗せるようにするだけで、それぞれ1打ずつ、計3打の改善。加えて3パットを2パットに減らせば、さらに2〜3打。合わせて5〜6打の改善で、45打が39〜40打に近づきます。
そしてこの9打の改善は、本コースでもそのまま9打分のスコア改善になります。110打が101打に、105打が96打に。ショートコースでの上達が、本コースのスコアカードに直接反映されるのです。

36打を達成するための3つの練習ポイント
ショートコースでボギーペースを出すために意識すべきポイントは3つだけです。
ポイント1:グリーンに「乗せる」ことだけを考える
パー3でボギーの4打で上がるには、2打以内でグリーンに乗せて2パットが基本です。ピンを狙う必要はありません。グリーンのどこでもいいから乗せることが最優先です。
100ヤード以内なら、ピッチングウェッジか9番アイアンでグリーン方向に打つだけ。ダフっても手前のエプロンに落ちれば、そこからのアプローチで乗せて2パット=ボギーで収まります。「ピンに寄せよう」と欲を出すとミスが増えます。
ポイント2:アプローチは「転がし」を徹底する
グリーンに乗らなかった場合のアプローチは、ランニングアプローチ一択で十分です。ピッチングウェッジで低く転がして、グリーンに乗せる。高く上げる必要はありません。
ランニングアプローチは再現性が高く、ダフりのリスクも低い。月1ゴルファーの実戦で一番頼りになるショットです。30ヤード以内の転がしだけをショートコースで繰り返すことで、本コースでも同じ場面で迷わなくなります。
私自身、以前はグリーン周りからサンドウェッジで高い球を上げようとしてミスを連発していました。ショートコースでピッチングウェッジの転がしに切り替えたところ、寄る確率が明らかに上がりました。芝の上で繰り返し打てるからこそ、「転がしのほうが安定する」という確信が持てたのです。練習場のマット上では、この実感は得られません。
ポイント3:ファーストパットは「1メートル以内」に寄せる
3パットの原因は、ほぼすべてファーストパットの距離ミスです。方向ではなく距離。カップに入れようとするのではなく、「1メートル以内に寄せる」ことだけを意識してください。
1メートル以内に寄せれば、セカンドパットはほぼ入ります。これで3パットがなくなり、全ホール2パット以内で上がれるようになります。ショートコースでこの距離感を9ホール分練習できるのは、練習グリーンでは得られない実戦経験です。
スコアを記録して「改善の実感」を得る
ショートコースでの練習効果を最大化するには、毎回スコアを記録することが大切です。
記録するのは3つだけ
- 合計スコア(9ホール合計)
- パット数(合計と3パット以上のホール数)
- グリーンに乗った打数(1打で乗ったか、2打かかったか)
これを3回分並べるだけで、自分の改善ポイントが見えてきます。「パット数は減ったけどグリーンに乗る率が低い」なら、ティーショットの精度を練習すればいい。「グリーンには乗るけど3パットが多い」なら、距離感の練習が必要です。
45打→42打→39打→36打と数字が改善していく感覚は、練習のモチベーションを大きく高めてくれます。
スマホのメモ帳で十分
専用のアプリやノートを用意する必要はありません。スマホのメモ帳に日付とスコア、パット数を書くだけで十分です。大切なのは「記録を続ける」こと自体であり、ツールの質ではありません。毎回のラウンド後に30秒かけてメモする習慣がつけば、3か月分の記録が自然に溜まります。その数字の変化を眺めたとき、自分がどれだけ上達したかが一目で分かります。
まとめ:ショートコースで36打が出れば、100切りは目の前
ショートコース9ホールで36打(ボギーペース)。この数字を目標にすることで、漫然としたラウンドが「目的のある練習」に変わります。目標が明確だと、毎ホール「あと何打で上がれるか」を意識してプレーできます。
グリーンに乗せる、転がしで寄せる、1メートル以内に寄せる。この3つだけを意識してショートコースを回り、スコアを記録する。この積み重ねが、本コースの100切りに直結します。月1ゴルファーは練習時間が限られています。だからこそ、ショートコースという「最も効率の良い練習環境」を使って、ショートゲームに集中投資する。その戦略が、最短距離で100切りに近づく道です。
ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。


