「月に1回しかラウンドしない自分が、スクールに通って意味があるのか」——インドアゴルフに入会する前、私も同じことを考えていました。練習頻度が少ない人間に、レッスンの効果があるのか。8ヶ月間通った実体験から、その答えをお伝えします。結論から言うと、月1回のレッスンでも上達の方向性は変わります。ただし、その活かし方にはコツがあります。
この記事でわかること
- 月1回のレッスンで何が変わるのか(実体験ベース)
- レッスンで得るべきは「答え」ではなく「問い」
- レッスン効果を最大化する自主練の組み立て方
- 月1レッスンが向いている人・向いていない人
月1回のレッスンで何が変わるのか
「月4回通っても劇的には変わらないのに、月1回で何かが変わるのか」——正直なところ、最初は私も半信半疑でした。でも、8ヶ月のスクール経験を経て気づいたのは、レッスンの価値は「回数」ではなく「気づきの質」にあるということです。
1回のレッスンで得られる「方向修正」の価値
独学で練習を続けていると、自分のスイングが正しい方向に向かっているのか、それともズレたまま反復しているのか、判断できなくなります。YouTubeで見た動画のとおりに振っているつもりでも、実際にはまったく違う動きになっていることは珍しくありません。
月1回のレッスンの最大の価値は、この「方向修正」です。プロの目で「今のスイングで一番直すべきポイントはここです」と示してもらうだけで、次の1ヶ月間の練習に明確な目的が生まれます。
私の場合、レッスンの回数を月4回から減らしても、「今月は何を意識して練習すべきか」が分かっている限り、スコアの悪化は感じませんでした。逆に、方向が分からないまま我流で打ち込んでいた時期のほうが、上達の実感がなかったのです。
独学3年とレッスン半年の違い
インドアゴルフに通う前、私は約3年間を独学で過ごしました。練習場に月3〜4回通い、YouTubeで研究し、道具も買い替えました。それでもスコアは110前後で頭打ちでした。
レッスンを始めて半年で、スコアは89まで縮まりました。独学の3年間がまったくの無駄だったわけではありませんが、「自分では気づけない癖」を指摘してもらえるかどうかで、上達のスピードがこれほど変わるのかと実感しました。
独学の最大の罠——YouTube迷子とバイアス
YouTubeにはゴルフのスイング理論が溢れています。どの先生も説得力があるように見えますが、人によって意識しているポイントがまったく違います。体型や癖によっても合う理論は変わるため、「この人の言う通りにやったけどダメだった→次の動画」を繰り返すうちに、いろんな理論が混ざって自分に合っている方法が分からなくなります。
さらに厄介なのが、自分のスイング動画を見てもバイアスがかかること。「昨日より良くなっている気がする」と思っても、それが本当に正しい方向なのかは自分では判断できません。また、独学だとすぐに結果が出る方法に寄りがちです。ゴルフはどこかを変えればどこかがおかしくなる。おかしな癖を別のおかしな動きで帳消しにして球を飛ばす方法に落ち着きやすく、実際のコースでライが悪い場面に対応できないスイングになってしまうリスクもあります。
本当に修正すべき癖に取り組むと、一時的にまったく当たらなくなることがあります。当たっていたものが当たらなくなったとき、ひとりではそれが正しい方向だと信じられません。怖くなって元のフォームに戻してしまうのが普通です。
レッスンの先生がいれば、当たらなくても「それで合っています。続けてください」と言ってくれます。信じて改善に取り組める。それがレッスンの最大の価値だと、フォーム改造で苦しんだ私は思っています。
レッスンで得るのは「答え」ではなく「問い」
スクールに通えばプロが正しい打ち方を教えてくれる——それは間違いではありません。でも、レッスンの本当の価値はそこではないと、8ヶ月通って気づきました。
「なぜスライスが出るのか」の問いを持てるようになる
独学の頃、スライスが出たら「もっと手を返す」「もっと左を向く」といった場当たり的な対処をしていました。原因が分からないまま、結果だけを修正しようとしていたのです。
レッスンで学んだのは「スライスの原因はテイクバックで体が開くこと」でした。この「原因の特定」は、独学ではたどり着けませんでした。なぜなら、自分のスイングを後ろから見ることはできないし、見えたとしても何が問題かを判断する知識がなかったからです。
プロに教わった後は、練習場で球が右に行っても「テイクバックの開きが出ているのでは」と原因を推測できるようになりました。レッスンが与えてくれたのは「正しい打ち方」そのものよりも、「自分のスイングを分析するための視点」だったのです。
月1回で十分な理由:「問い」は1ヶ月間持続する
この「問い」は、次のレッスンまでの1ヶ月間ずっと使えます。毎回の自主練で「テイクバックの開きを抑えられているか」を意識するだけで、練習の質が変わります。
月4回レッスンを受けていた時期、毎回新しい指摘をもらうのですが、4つの課題を同時に意識することはできませんでした。むしろ月1回で「今月はこの1点だけ意識する」と絞ったほうが、定着率は高かったように感じます。

レッスンの効果を最大化する自主練の組み立て方
月1回のレッスンで成果を出すには、レッスン以外の時間の使い方がカギです。レッスンで得た「問い」を自主練で「定着」させるサイクルが回って初めて、月1回でも上達が進みます。
レッスン直後の48時間が勝負
プロに教わった動きは、時間が経つほど記憶から薄れます。私の実感では、レッスンから48時間以内に一度自主練をすると、体に残る感覚がまったく違いました。
レッスン翌日か翌々日に、30分でいいのでインドアゴルフか練習場で「教わった動きだけ」を反復する。このルーティンを作れるかどうかで、月1レッスンの効果は大きく変わります。
自主練メニューの考え方:「量」より「意識」
自主練で100球200球を闇雲に打つ必要はありません。むしろ逆効果になることもあります。疲れてくるとフォームが崩れ、悪い癖を反復してしまうからです。
効果的なのは「50球を、1球ごとにレッスンの課題を意識して打つ」ことです。私の場合、テイクバックの修正期間は毎回の練習で以下の3ステップを繰り返していました。
ステップ1:素振り3回(テイクバックの開きを抑える動きを確認)。ステップ2:ハーフショット5球(課題を意識しながら、力を入れずに打つ)。ステップ3:フルショット5球(実際のスイングで課題を実行できているか確認)。
この13球のセットを3〜4回繰り返して、約50球。時間にして30〜40分です。月1ゴルファーの練習時間としては現実的な量だと思います。

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月1レッスンが向いている人・向いていない人
月1回のレッスンは万能ではありません。効果が出やすい人と、別の方法を選んだほうが良い人がいます。
向いている人
スコア100前後で停滞している人——ある程度ゴルフの基礎は分かっていて、自分でも練習しているけれど、何を改善すべきか分からないという段階。月1回の方向修正で、練習の効率が上がる可能性が高いです。
自主練の習慣がある人——レッスンで得た「問い」を活かすには、次のレッスンまでの間に自主練をする必要があります。月2〜3回は練習場やインドアゴルフに行ける方なら、月1レッスンでも十分な効果が見込めます。
まとまった予算を一度に出せない人——ライザップゴルフのような短期集中コースは43万円。一方、月1回のレッスンなら月額1〜2万円台で始められます。長期的にコストを分散しながら上達したい方には、月1ペースが合っています。
向いていない人
ゴルフを始めたばかりの人——基礎のフォームがまだ固まっていない場合、月1回では指導の間隔が空きすぎます。最初の3〜6ヶ月は月4回のレッスンで集中的にフォームの土台を作り、その後に月1回に減らすステップがおすすめです。
自主練をする時間や場所がない人——レッスンだけでフォームを変えることは困難です。次のレッスンまでの間に自主練ができない場合、教わったことが定着しないまま次のレッスンを迎えることになります。セルフ練習の環境を先に整えてから、レッスンを検討するほうが効率的です。

まとめ:月1回でも、方向が合っていれば上達は進む
月1ゴルファーがスクールに通う意味は「練習の方向性を正しく保つこと」にあります。独学で量をこなしても、方向がズレていれば成果にはつながりません。月1回のレッスンで方向を修正し、自主練で定着させる。このサイクルが回れば、月1ゴルファーでも着実に上達できます。
8ヶ月の経験を通じて私が実感したのは、「練習量よりも練習の質。質を担保するのがプロの目」だということです。月1回のレッスンという小さな投資が、その後のゴルフ人生すべてに効いてきます。
まずは気になるスクールの体験レッスンで、プロの視点から自分のスイングを見てもらうことから始めてみてください。
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ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。

