ショートコースに一人で行くのは、恥ずかしくないか。受付の心配なら、ほとんど要りません。ショートコースは予約不要の施設がほとんどで、「一人です」と言えば回れます。私がいまでも恥ずかしいと感じるのは、受付ではなく後ろの組が詰まってきたときです。後ろで待たれていたり、上手そうな人たちだったりすると焦って、大きなシャンクやスライスが出る。ミスは下手なのだから仕方ないと割り切るようにしていますが、それでも焦ります。この記事では、入り方の手順と、後ろの組が来たときにどうしているかを書きます。
この記事でわかること
- ショートコースに一人で行く手順(受付からスタートまで)
- 予約不要のショートコースの仕組み
- 一人で回るときの基本マナーと声のかけ方
ショートコースは「予約不要・一人OK」が基本
本コースの一人予約は、楽天GORAやじゃらんゴルフで事前に予約し、当日は知らない人と同じ組で回る仕組みです。「初対面の人と4〜5時間一緒にプレーする」というのは、ゴルフに慣れていても緊張するものです。これが心理的なハードルになっている方も多いでしょう。
ショートコースはまったく違います。予約不要で、受付で料金を払えばそのままスタートできます。組み合わせもありません。一人で回りたければ一人で回れます。料金も2,000〜3,000円程度で、本コースの一人予約(1万円前後)と比べると敷居がずっと低いのが特徴です。
受付から1番ホールまでの流れ
- 駐車場に車を停める
- 受付(小屋やプレハブが多い)に行き「一人です」と伝える
- 料金を払う(現金のみの施設が多い)
- スコアカードをもらう(ないところもある)
- 空いているホールからスタート
これだけです。本コースのような「ロッカーで着替え→練習場→カート割り当て」という儀式はありません。到着から5分以内にプレー開始できます。この手軽さは、忙しい社会人にとって非常にありがたいポイントです。仕事前の早朝や、予定がキャンセルになった休日の午後にふらっと立ち寄れます。「予約して、着替えを準備して、30分前に到着して」という段取りが不要なので、ゴルフへの心理的なハードルが格段に下がります。
一人客は珍しくない
ショートコースの利用者は、一人で練習に来ている人が多いです。特に平日の午前中は、一人で黙々と回っている方がほとんど。4人組のグループのほうが少数派です。
「一人で来て浮かないか」という不安は、行ってみれば一瞬で消えます。誰もあなたが一人かどうかなんて気にしていません。みんな自分の練習に集中しています。
予約が必要なショートコースもある?
一部のショートコースでは、土日のみ事前予約が必要な場合があります。また、まわり放題プランを利用する場合はウェブからの事前申し込みが条件になっている施設もあります。初めて行く場所なら、念のため公式サイトか電話で「予約なしで一人で回れますか」と確認しておくと安心です。ただし、確認が必要なのは初回だけ。一度行って「予約不要」と分かれば、次からは思い立ったときにふらっと行けます。

一人で回るときのマナーと立ち回り
ショートコースのマナーは本コースと基本は同じです。ただし、一人で回るからこそ気をつけたいポイントがあります。

前の組との距離感
ショートコースはホール間の距離が近いため、前の組との間隔が詰まりやすいです。前の組がグリーンを出るまで打たない。これだけは守ってください。
待ち時間ができたら、素振りをしたり、前のホールの反省をしたり。焦る必要はありません。ショートコースは待ち時間も練習の一部です。
一つ注意したいのが、ホール間の移動中です。次のティーグラウンドに着いたとき、前の組がまだグリーン上にいることがあります。その場合、ティーグラウンドの手前で待ちましょう。ティーグラウンド上で素振りを始めると、前の組にプレッシャーを与えてしまうことがあります。ちょっとした気遣いですが、こうした行動の積み重ねが快適なプレー環境を作ります。
後ろの組が追いついてきたら
一人で回っていると、後ろから2〜4人組に追いつかれることがあります。その場合は「お先にどうぞ」と声をかけて先に行ってもらうのがスマートです。
これは恥ずかしいことではありません。一人のほうがプレーが速いことが多いですが、グリーン上で練習パットをしていたり、同じホールを2回打ったりしていると追いつかれることはあります。パスを出すのはマナーとして普通のことです。
声のかけ方も難しく考える必要はありません。後ろの組がティーグラウンドで待っているのが見えたら、グリーンを出るタイミングで振り返って「先にどうぞ」と手を挙げるだけ。相手も慣れたものですので、「すみません、お先に」と軽く会釈して通り過ぎていきます。この一瞬のやり取りが終われば、また自分のペースに戻るだけです。
ただ、先に行ってもらう手が効かない日があります。コース全体が混んで渋滞している日です。前も詰まっているので待つしかないうえに、後ろの組を先に行かせても、そのさらに後ろにまた組がいる。私はこれがいちばんどうにもならないと感じています。一人で練習する日にとって、渋滞は大敵です。
同じホールを2回打ってもいいか
まわり放題プランのあるコースなら、後ろに人がいなければ同じホールで追加のショットを打っても問題ありません。バンカーから何度も打ち直したり、アプローチを繰り返したり。これがショートコース最大の自由度です。
ただし、後ろに人が来たら速やかにホールを空けましょう。あくまで空いているときだけの特権です。混んでいる時間帯は難しいので、何度も打ちたい日ほど、空いている朝いちばんがおすすめです。
後ろの組が気になって焦るときに、私がしていること
焦る日をゼロにはできませんが、いまは次の3つで付き合っています。
空いている朝いちばんに行く
いちばん効くのは、混雑そのものを避けることです。私は人の少ない早朝、開店と同時に行くようにしています。後ろを気にせずゴルフに集中できますし、帰りの道の渋滞も避けられます。
一日中いたことがある日の体感では、10時を過ぎたあたりから少しずつ混み始め、10時から13時ごろがいちばん混んでいました。この時間帯は外したほうがいいと思っています。夕方はまだ試したことがないので、空いているかどうかは分かりません。
詰まってきたら、早めに先に行ってもらう
後ろに組が来たら、待たせて焦るより先に譲ります。前の節のとおり、グリーンを出るときに手を挙げるだけで済みます。渋滞の日には効きませんが、ふだんの混み方ならこれで自分のペースに戻れます。
本番のつもりで、ゆっくり構える
それでも後ろが気になるときは、本番のラウンドくらいの意識で、リラックスして打つようにしています。ショートコースの1打も、本番の1打と同じつもりで打つ。それだけですが、意識しておくと焦りに飲まれにくくなります。
持ち物と服装——特別な準備は不要
一人で行くからといって、特別な準備は何もいりません。
最低限の持ち物リスト
- クラブ5〜7本(クラブケースに入れて)
- ゴルフボール5〜10個(ふだん本コースで使っているのと同じ銘柄のロストボールがおすすめ)
- グローブ
- 飲み物
- 現金(受付が現金のみの施設が多い)
私が練習場とショートコースで使っているのは、スタンド式の軽いキャディーバッグです。8本くらい入り、リュックのようにも肩掛けにもできます。ボールは「なくすかもしれないから安い球」にはしていません。本コースと同じ銘柄のロストボールをメルカリでまとめて買っています。これまで2回買って、品質に不満はありませんでした。ロストボールの選び方はこちらの記事にまとめています。球をそろえておくと、アプローチやパターの感触が本番とずれないからです。
服装はカジュアルで大丈夫です。Tシャツにチノパン、スニーカーで問題ない施設がほとんど。ゴルフシューズがあると芝の上で踏ん張りが効きますが、なくてもプレーできます。
あると便利な持ち物
必須ではありませんが、以下のものがあるとより快適に過ごせます。
- 帽子:日差し対策。特に夏場は熱中症予防に必須
- タオル:汗拭き用。首にかけておくと便利
- グリーンフォーク:ボールマークの修復用。持っていると「分かっている人」に見えます
- スコアカウンター:打数を忘れがちな方に。100円ショップでも買えます
本コースのように着替えやシューズの用意で悩む必要がないのも、ショートコースの気楽なところです。家を出る前の準備に5分もかかりません。荷物が少ないぶん、フットワーク軽く出かけられるのもショートコースならではの魅力です。
まとめ:「一人ですが入れますか?」と言えばそれで終わり
ショートコースに一人で行くのに必要なのは、受付で「一人です」と言うことだけです。予約も同組の気遣いも、ドレスコードの心配もいりません。本コースの一人予約のように「知らない人と4時間一緒にプレーする」というプレッシャーもゼロです。完全に一人の時間として使えます。
一人だから気まずい、ということは本当にありません。むしろ一人だからこそ、自分のペースで好きなだけ練習できます。同伴者の目を気にせずに同じショットを何度も練習できる。失敗しても誰にも迷惑がかからない。この自由さは一人プレーの最大のメリットです。
まずは一番近いショートコースを検索して、行ってみてください。受付で「一人です」と言い、料金を払って、1番ホールに立つ。その一連の流れを一度経験してしまえば、あの駐車場での緊張が笑い話に変わる瞬間が来ます。
ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。

