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ピン 2021 アンサー パターの評価|同じ年の11本の中で、クォーターハングのブレードはどんなストロークに合うのか

中古ショップのPINGの棚で、「2021」と書かれたアンサーを見つけたとします。隣には Anser 2 や Anser 4、2023年版のアンサーまで並んでいて、名前は似ているのに、どれが自分のストロークに合うのか分かりません。値札を見る前に、まず形とトウハングとネックの違いを整理しておきたい。そんな場面を想定して、パターDBの列だけを手がかりに読み解きます。

この記事でわかること

  • 2021年のアンサーの形・トウハング・ネックなど、パターDBに入っているスペック
  • 同じ2021年シリーズの11本を並べると、アンサーがどこに位置するのか
  • 寛容性と操作性の★が、なぜその位置に決まるのか
  • Anser 2・Anser 4 や、2023年版・Scottsdale・PLD Milled のアンサーと何が同じで何が違うか

PING 2021 アンサーとはどんなパターか

パターDBには、PINGの「2021」というシリーズが11行登録されています。この記事の主役は、そのうち名前が「Anser」の1行です。発売は2021年、終売は2023年。ヘッド形状はブレードで、ロフトは3度、標準の長さは34インチです。アンサーはPINGのブレード型を代表する名前ですが、この記事では、アンサーという形の歴史ではなく、2021年という1つのシリーズの中での位置を読みます。

2021年シリーズの中の位置

2021年シリーズの11行は、どれもロフトが3度、標準の長さが34インチ、新品定価のセルも同じ値です。つまり、スペック表の上で新品定価や長さから選ぶことはできません。違いが出るのは、ヘッドの形、トウハング、ネックの3つです。この3つが何を意味するかは、次の章で順に読みます。

もうひとつ、シリーズ名の付き方にも注意が要ります。「2021」は、年号がそのままシリーズ名になっています。そのため中古の出品タイトルでは、年号が省略されて単に「Anser」と書かれていたりすることがあります。このあたりの確認点は、後半の「中古で買うときに見るところ」にまとめます。

DBに入っているスペック

先に、パターDBの値をそのまま表にします。数値は転記で、再計算はしていません。

項目 DBの値
モデル PING 2021 Anser
発売年/終売年 2021年/2023年
ヘッド形状 ブレード
トウハング クォーター
ネック クランクホーゼル(クランクネック)
ロフト 3.0度
標準の長さ 34インチ
インサート(シリーズ概要) Type 1/2/3(モデル別)
シャフト(シリーズ概要の表記) スチール
新品定価 ¥38,500
寛容性/操作性 ★☆☆☆☆/★★★★☆
初心者向き判定(パターDB) 向かない

コスパ★はこの表に入れず、カードと比較表の列に載せています。

PING 2021 Anser

PING / 2021(2021年)

Anser

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)発売時定価 ¥38,500中古相場 ¥18,890(状態C中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

この記事の主役、2021年のアンサーです。ブレードでクォータートウハング、ネックはクランクホーゼル。ロフトは3度、長さは34インチです。2021年のPINGの中で、ブレードの形を軸に選びたいときの出発点になります。

メーカーの説明として読める範囲

パターDBのシリーズ概要には、2021年シリーズの特徴が「タングステンウェイト+3タイプのヘッド構造」と登録されています。概要の文章は、3種類のヘッド構造(SS+タングステン、アルミ+SS、アルミ+タングステン)をモデルごとに最適に配分したシリーズで、PINGのストロークタイプの分類がもっとも明確に反映されている、という趣旨です。

ここは正直に書いておきます。これはメーカー側の説明をパターDBが整理した内容で、この記事で確かめた効果ではありません。さらに、インサートの欄(Type 1/2/3)も、3種類のヘッド構造の説明も「モデル別」とされているだけで、アンサーがそれぞれのどれに当たるのかは、パターDBの列には入っていません。ですので、この記事ではアンサーのインサートも構造も特定しません。打感や転がり、重さの違いも、パターDBに列がなく、このモデルについて語れる筆者の使用体験もないため扱いません。言えるのは、形・トウハング・ネック・★の範囲までです。

同じ2021年の11本の中で、アンサーはどこにいるか

この記事の芯は、アンサーを単独で評価することではなく、同じ年に出たPINGの11本の中で、どの位置にいるのかを読むことです。新品定価が同じ11本の中で選ぶとき、設計の面で判断の軸になるのは、形、トウハング、ネックの3つだからです。

2021年の11本を、トウハングごとに並べる

下の表は、2021年シリーズの11行を、トウハングの大きさでまとめて並べたものです。並べ方は価格順ではありません。

名前 ヘッド形状 トウハング ネック 中古相場 寛容性 コスパ 操作性
Anser ブレード クォーター クランクホーゼル ¥18,890※ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
Anser 2 ブレード クォーター クランクホーゼル ¥17,800※ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
DS 72 ハーフマレット クォーター クランクホーゼル ¥17,880※ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆
Oslo H マレット クォーター クランクホーゼル ¥17,880※ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆
CA 70 ハーフマレット クォーター クランクホーゼル ¥17,880※ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆
Harwood マレット クォーター クランクホーゼル ¥20,890※ ★★★★☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆
Anser 4 ブレード ハーフ ショートスラント ¥17,880※ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★★
Kushin 4 ハーフマレット ハーフ ショートスラント ¥17,880※ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
Tyne 4 マレット ハーフ ショートスラント ¥16,890※ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆
Tyne C マレット フェースバランス センターシャフト ¥18,880※ ★★★★★ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆
Fetch マレット フェースバランス クランクホーゼル ¥17,880※ ★★★★★ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆

(「※」は美品=AB以上の出物が3本に満たず、在庫にある全ランクの完品から採った中央値)

表を縦に読むと、トウハングで3つのグループに分かれます。クォーターが6行(Anser・Anser 2・DS 72・Oslo H・CA 70・Harwood)、ハーフが3行(Anser 4・Kushin 4・Tyne 4)、フェースバランスが2行(Tyne C・Fetch)です。ネックを見ると、クォーターの6行はすべてクランクホーゼル、ハーフの3行はすべてショートスラント、フェースバランスの2行は Tyne C がセンターシャフトで Fetch がクランクホーゼルです。この表の範囲では、ネックはトウハングとほぼ連動しています。

クォーター×クランクホーゼルのグループで、ブレードの形をしているのは Anser と Anser 2 の2行です。同じグループの DS 72 と CA 70 はハーフマレット、Oslo H と Harwood はマレットです。つまり、同じトウハング・同じネックの中で、ヘッドの大きさだけが違う、という並びです。

2021年のPING11本を、トウハングがフェースバランス、クォーター、ハーフの3グループに分け、ネックの種類とヘッド形状の位置関係を示した図解。アンサーはクォーターのグループにいる

クォーター×クランクホーゼルのブレードは、どんなストロークの目安か

トウハングとは、シャフトを水平に支えたとき、ヘッドのつま先がどれだけ下を向くかを表す言葉です。フェースバランスは、つま先が下がらずフェース面が真上を向く状態で、まっすぐ引いてまっすぐ出すストロークに合わせやすい側にあります。そこから、クォーター、ハーフ、フルの順につま先が下がり、弧を描くストロークに合わせやすい側になります。アンサーのクォーターは、まっすぐ寄りのフェースバランスのすぐ隣で、ゆるく弧を描くストロークの目安にあたります。

ネックのほうは、当サイトの目安として、ショートスラントとクランクホーゼルはアーク寄り、ダブルベンドとセンターシャフトはストレート寄りのストロークに合わせやすい形として扱っています。カードのタグは、トウハングがクォーターなのでややアーク向きと表示します。ネックのクランクホーゼルも、当サイトの目安では同じアーク寄りの側です。

ただし、これはあくまで目安です。ネックの種類は、後で見る寛容性や操作性の★の計算には入りません。★はヘッド形状とトウハングだけで決まる指標で、ネックは「ストロークの目安」として別に見る項目です。同じクランクホーゼルでも、フェースバランスの Fetch のように、トウハングが違えば向きは変わります。自分のストロークが本当に弧を描いているのかは、練習グリーンで自分の目で確かめるしかありません。

パターDBの初心者向き判定は「向かない」で、理由欄には「わずかにトーハングがありセミアーク向き。ブレード形状で操作性が高い。」と書かれています。この判定は「初心者は使ってはいけない」という意味ではなく、当サイトの物差しで、設計の性格を表す1列として読んでください。

Anser 2 と Anser 4 は、何が同じで何が違うか

同じシリーズの Anser 2 は、設計とスペックの列が Anser と全部一致します。ヘッド形状、トウハング、ネック、ロフト、長さ、新品定価、発売年と終売年、3軸の★、初心者向き判定のどれを見ても、同じ値が入っています。違うのは、カードと表に載せた中古相場とその状態のタグだけです。設計の列では、この2本の差は言えません。名前が違う以上、実物に何らかの違いはあるはずですが、それはパターDBが持っていない情報なので、この記事では違いを推測しません。名前の数字が何を指すのかも、同じ理由で語りません。

PING 2021 Anser 2

PING / 2021(2021年)

Anser 2

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)発売時定価 ¥38,500中古相場 ¥17,800(状態C〜D中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

同じ2021年シリーズの Anser 2 です。形・トウハング・ネック・ロフト・長さ・寛容性と操作性の★のどれを見ても、主役の Anser と同じ値が並びます。設計の列でこの2本を分けるものはありません。棚で2本が並んでいたら、DBの上では同じ型として、構えたときの見た目や個体の状態で選ぶことになります。

一方、Anser 4 は、ブレードという点は同じでも、トウハングがハーフ、ネックがショートスラントで、列の組み合わせが変わります。トウハングが大きくなるので、操作性の★は Anser より一段上に入ります。同じブレードの名前で、列の上ではアーク寄りに振った1本、と読めます。

PING 2021 Anser 4

PING / 2021(2021年)

Anser 4

ブレードアーク向き(ショートスラント・ハーフトウハング)発売時定価 ¥38,500中古相場 ¥17,880(状態C〜D中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★★★★

同じ2021年シリーズの Anser 4 です。ブレードですが、トウハングはハーフ、ネックはショートスラントで、主役とは組み合わせが違います。操作性の★が主役より一段上に入るのは、トウハングが大きいぶん採点表の段が上がるためです。同じブレードの中で、よりアーク寄りの設計を見たいときの比較相手です。

この3本の関係をまとめると、Anser と Anser 2 は設計の列の上で横並び、Anser 4 だけがトウハングとネックの組が違う、ということになります。棚で3本を見比べるときは、ネックの付け根の形とトウハングの違いが、実物ではどう見えるかを確かめるのが近道です。

3軸スコアで見る強みと弱み|ブレード×クォーターが採点表のどこに入るか

当サイトの3軸スコアは、寛容性(ミスへの強さ)・コスパ・操作性(打ち分けのしやすさ)の3つです。このうち寛容性と操作性は、ヘッド形状とトウハングの組み合わせから決まる設計上の指標で、実際の打ち心地や相性を採点したものではありません。誰が計算しても同じ結果になるのが特徴です。

寛容性は、ヘッドが大きくトウハングが小さいほど高い

寛容性は、ヘッドが大きく、トウハングが小さいほど高くなります。ヘッドが大きいと慣性モーメントが大きく、芯を外してもヘッドが回りにくくなります。トウハングが小さければ、ストロークの中でフェースの向きが変わりにくくなります。

アンサーはブレードで、トウハングがクォーターです。ヘッドが小ぶりなぶん慣性モーメントが小さく、さらにトウハングもあるので、採点表ではもっとも低い段に入り、寛容性は★1です。ブレードが1つ上の段に上がるのはフェースバランスのときだけで、2021年シリーズのブレードには該当する行がありません。

★1という数字は、悪いパターという意味ではありません。芯で打つことを前提にした形だ、という位置を表しています。2021年の表の中で寛容性がいちばん高い段にいるのは、Tyne C と Fetch(マレット×フェースバランス)です。芯を外したときの助けを設計に求めるなら、そちらの方向が合います。

操作性は、寛容性と逆向きに動く

操作性は、寛容性の裏返しです。ヘッドが小さく、トウハングが大きいほど高くなります。採点表のブレードの段を並べると、次のようになります。

ヘッド形状 トウハング 寛容性 操作性 2021年の行
ブレード フェースバランス ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ (該当なし)
ブレード クォーター ★☆☆☆☆ ★★★★☆ Anser・Anser 2
ブレード ハーフ ★☆☆☆☆ ★★★★★ Anser 4
ブレード フル ★☆☆☆☆ ★★★★★ (該当なし)

アンサーの操作性は、ブレードの表の中で「かなり高いが、いちばん上ではない」位置です。ゆるい弧の中でフェースを少し返す、という使い方に向いた設計の性格です。反対に、フェースの向きを固めたまま押し出したい人には、操作性の高さがかえって扱いにくさになることもあります。

寛容性と操作性は、おおむね片方が高いほどもう片方が低くなる関係です。両方が高い段になるモデルは、採点表の上では存在しません。どちらが優れているかではなく、何を優先する設計かが違う、という整理になります。

コスパと、DBの初心者向き判定

3つ目のコスパ★は、寛容性・操作性とは決まり方が違います。パターDBの中古価値の区分と、当サイトが国内の中古ショップ在庫から実測した中古相場の組み合わせで決まる指標で、記事の側では計算し直さず、パターDBの値をそのまま転記しています。アンサーの値はカードと比較表に載せています。

前の章の11本の表で、コスパの欄を縦に見てください。Harwood の行だけ、★の数がほかの行と違います。これは採点表で決まっている結果で、この記事では理由を説明しません。コスパ★は品質の評価ではなく、価格との関係を見る指標で、中古相場の実測が更新されるたびに変わりうる値です。載せた★は執筆時点のパターDBの値で、将来も同じとは限りません。

初心者向き判定も、11本で分かれています。「向く」と入っているのは DS 72・Tyne C・Oslo H・CA 70・Fetch・Harwood で、「向かない」と入っているのは Anser・Anser 2・Anser 4・Kushin 4・Tyne 4 です。前者はマレット系やハーフマレットで、トウハングの小さい側、後者はブレードかハーフトウハングの側に寄っています。ただし、この判定は★とは別の列で、寛容性と操作性の★が同じ Tyne 4 と DS 72・CA 70 でも判定が分かれています。アンサーの「向かない」は、理由欄のとおり、トウハングがありブレードで操作性が高い、という性格を表したものとして読んでください。

似ているモデルと比べる|同じ列の組の、別の年のアンサー

ここでは、アンサーと列の組が同じ別の年のモデルを並べて、列で言える差だけを比べます。比べられるのは、年・シリーズ・定価・中古相場・★です。どちらが新しいから上、といった序列は扱いません。アンサーの世代を歴代で見渡したい場合は、歴代を整理した記事が受け持っています。

同じ列の組から選んだ6本を一覧にする

パターDBには、ブレード×クォーター×クランクホーゼル×ロフト3度×長さ34インチ×寛容性★1×操作性★4という組が、年もシリーズも違う形で複数入っています。2021年より前にも、SIGMA2(2019年)や HEPPLER(2020年)のアンサーが同じ組で入っています。ここではそのうち、主役とあわせて6行を選び、年の順に並べます。並びは価格順ではありません。

シリーズ 名前 年 定価 中古相場 寛容性 コスパ 操作性
2021 Anser 2021 ¥38,500 ¥18,890※ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
PLD Milled Anser 2022 ¥66,000 ¥29,890※ ★☆☆☆☆ — ★★★★☆
PING 2023 Anser 2023 ¥46,200 ¥22,890 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆
Scottsdale Anser 2025 ¥44,000 ¥28,880※ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆
Scottsdale Anser 2D 2025 ¥44,000 ¥28,880※ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆
PLD Milled Anser 30 2025 ¥66,000 ¥39,700※ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆

(「※」は美品=AB以上の出物が3本に満たず、在庫にある全ランクの完品から採った中央値)

コスパ欄が「—」の行は、当サイトの採点の決まりで点数を付けていない行です。

6行とも、形・トウハング・ネック・ロフト・長さ・寛容性・操作性が同じで、列で違うのは、年、シリーズ、定価、中古相場、コスパ欄です。言い換えると、この組の中では、寛容性と操作性の★では選べないということです。選ぶ材料は、年とシリーズ、そして個体の状態と値札に移ります。

ブレード×クォーター×クランクホーゼルのアンサー型を、発売年の順に並べた年表。2021年のPING 2021 Anser、2022年のPLD Milled Anser、2023年のPING 2023 Anser、2025年の Scottsdale Anser・Scottsdale Anser 2D・PLD Milled Anser 30が並ぶ

アンサーの世代を歴代で見渡し、年ごとの位置づけを整理した記事はこちらです。この記事は世代の比較には踏み込みません。

同じ年代のアンサー|2023年版と、2025年の Scottsdale

2021年シリーズは2023年に終売になり、同じ2023年に PING 2023 シリーズのアンサーが発売されています。DBの列から言えるのはこの年の並びまでで、2023年版が2021年版を引き継ぐ位置づけなのかどうかは、列からは言えません。ここでは、2023年版と、2025年の Scottsdale の2本を、カードで見ます。

PING 2023 Anser

PING / PING 2023(2023年)

Anser

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)新品定価 ¥46,200中古相場 ¥22,890

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

2023年に発売された PING 2023 シリーズのアンサーです。2021年シリーズの終売も2023年で、年の並びの上では隣り合います。ただし、この2本が引き継ぎの関係にあるのかどうかは、DBの列からは言えません。形・トウハング・ネック・寛容性・操作性は2021年の Anser と同じです。終売の年に発売された、同じ列の組のアンサーを見たいときの比較相手です。

PING Scottsdale Anser

PING / Scottsdale(2025年)

Anser

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)新品定価 ¥44,000中古相場 ¥28,880(状態C中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

2025年のScottsdaleシリーズのアンサーです。形・トウハング・ネック・寛容性・操作性は2021年の Anser と同じで、DBの列で違うのは年とシリーズ、定価と価格のタグ、コスパ★です。同じ列の組を、新しい年で探すときの比較相手です。

PING Scottsdale Anser 2D

PING / Scottsdale(2025年)

Anser 2D

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)新品定価 ¥44,000中古相場 ¥28,880(状態C中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

同じ Scottsdale シリーズの Anser 2D です。DBの列は、上の Scottsdale Anser とすべて同じ値で、形・トウハング・ネックは2021年の Anser とも共通します。名前の「2D」が何を指すかはDBの列にないため、違いは語りません。Scottsdale の中では、この2本は列の上で横並びです。

削り出しの別ライン|PLD Milled の2本

PLD Milled は、削り出しで作られるPINGの別のラインです。2021年シリーズの次に出たシリーズ、という位置づけではなく、DBでは2022年から別のシリーズとして登録されています。同じアンサーの名前でも、シリーズが違うことは、列の上で確かめられます。

PING PLD Milled Anser

PING / PLD Milled(2022年)

Anser

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)発売時定価 ¥66,000中古相場 ¥29,890(状態C中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ — / 操作性 ★★★★☆

2022年のPLD Milledシリーズのアンサーです。削り出しの別ラインとして登録されていて、2021年シリーズの次の世代、という位置づけではありません。形・トウハング・ネック・寛容性・操作性は2021年の Anser と同じです。同じアンサーの形を、別のラインで探すときの比較相手です。

この PLD Milled の Anser については、2022年のモデルを単独で掘り下げた記事があります。形やネックは同じで、シリーズの作りが違う別ラインとしてどう読めるかは、そちらに任せます。

PING PLD Milled Anser 30

PING / PLD Milled(2025年)

Anser 30

ブレードややアーク向き(クランクホーゼル・クォータートウハング)新品定価 ¥66,000中古相場 ¥39,700(状態C中心)

寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆

2025年のPLD Milledに入ったアンサー型です。DBの列で2021年の Anser と違うのは、年、シリーズ、定価と価格のタグ、コスパ★です。名前の「30」が何を指すかはDBの列に入っていないため、この記事では語りません。削り出しのラインの中で、新しい年のアンサー型を見たいときの比較相手です。

並べてみて言えることは、次のとおりです。2021年の Anser は、ブレード×クォーター×クランクホーゼルというアンサー型の列の組を持つ行のひとつで、この表に選んだ6行の中ではいちばん早い年です。同じ組の別の年のモデルとは、年・シリーズ・定価・中古相場・コスパ★しか列では違いません。年が新しいことは、性能が高いことを意味しませんし、シリーズの違いが打ち心地にどう影響するかも、パターDBの列からは分かりません。

中古で買うときに見るところ

ここからは、2021年のアンサーを中古で探す場合の話です。出物の多さや、手に入りやすさについては、パターDBの列だけでは言えないので、見立てを書きません。ひとつ言えるのは、この Anser が、名前の似た行に囲まれているということです。同じ年の Anser 2・Anser 4、別の年の PING 2023 Anser や Scottsdale Anser が、同じ売り場に並びます。パターそのものの状態に加えて、「どのモデルか」を取り違えないことが、最初の確認になります。

筆者の基準|中古パターを買うときの4つの確認点

※ここは筆者個人の基準(N=1)です。2021年のアンサーを買った話ではなく、中古のパターを買うときに筆者が一般的に確かめている点を、要旨で書いています。

  • 偽物のリスク:メルカリでは、ちゃんとしたショップか、明らかに個人の出品かを確かめます。写真が多いか、日本語に違和感がないか、過去の評価はどうかも見ます。場合によっては、AIに写真を見せて判断することもあります。
  • シャフトの長さ:筆者は34インチを基準にしています。2021年シリーズの11行も、パターDB上の標準は34インチです。
  • ヘッドカバーの有無:後から別に買うと、意外と高く付きます。年代物のカバーはひび割れしやすいので、期待しすぎません。
  • フェース面の状態:購入前に確認します。

この4点は、このモデルに限らない、中古パター全般の基準です。付属品が揃っているかは出品ごとに違うので、写真と説明で確かめてください。シャフトの長さやフェース面の状態は、写真だけでは判断しにくい場合もあるので、出品者に質問できるかどうかも、ひとつの目安になります。

名前の取り違えを避けるための確認点

この4点とは別に、パターDBの列から言える、このモデルに固有の確認点があります。

  • 年号が付かないことがある:シリーズ名が「2021」なので、出品タイトルでは年号が省略されて「Anser」だけになっていることがあります。逆に、別の年のアンサーが同じ棚にあることもあります。「2021」の表記があるかを見ます。
  • 数字や記号の付く兄弟:同じ2021年シリーズには Anser 2 と Anser 4 があります。名前の末尾の数字が違えば、別の行として登録されています。Anser と Anser 2 は設計の列の上で差がなく、Anser 4 はトウハングとネックの組が違います。
  • 別の年の同名アンサー:PING 2023 の Anser、Scottsdale の Anser、PLD Milled の Anser は、名前が近いため取り違えやすい相手です。いずれも別の行として登録されています。
  • シャフト:シリーズ概要の欄は「スチール」ですが、個々の出品の実機がそれと同じかは、パターDBでは分かりません。出品写真や説明に書かれたシャフトを、そのまま確かめる項目として見ておきます。

見分けの手順は、この記事では扱いません。名前の語で別の製品として登録されている、という点だけを押さえておけば、出品タイトルを読むときの引っかかりになります。

棚の前での確認順

ここまでの内容を、棚の前での確認順に並べると、次のようになります。

  1. 商品名の「2021」が付いているか、付いていなければ年を確かめる。Anser 2・Anser 4・別の年のアンサーでないかを見る。
  2. 長さ(34インチが標準)と、ヘッドカバー、フェース面の状態を見る。
  3. 偽物のリスクとして、出品者と写真、説明の日本語を見る。
  4. 最後に値札を見て、カードの相場と並べる。

値札を最後に回すのは、先に値札を見ると、取り違えに気づく前に気持ちが決まってしまうことがあるからです。カードに載せている中古相場は、当サイトが国内の中古ショップの在庫を実測した値で、状態の幅があるものには、その旨をタグに付けています。実際の店頭や出品で見る個体の値札と並べるときは、状態を見比べてください。

まとめ:このパターが合う人・合わない人

ここまでの内容を、列の事実だけでまとめます。PING 2021 アンサーは、2021年のブレード形パターで、トウハングはクォーター、ネックはクランクホーゼルです。同じ年のPING11本の中では、新品定価のセルが同じなので定価では選べず、形・トウハング・ネックの3つが違いになります。アンサーはその中で、クォーター×クランクホーゼルのグループにいるブレードです。寛容性と操作性の★は、ブレード×クォーターという採点表の位置で、同じ列の組の別の年のアンサーも同じ並びです。

合いやすい人(目安)

  • ゆるく弧を描くストロークで、フェースを少し返す余地を残したい人
  • アンサーというブレードの形が好きで、2021年のシリーズの中から選びたい人
  • 同じ列の組を、年やシリーズを変えて比べたい人

合いにくい人

  • 芯を外したときの助けを、設計で優先したい人。同じ年の Tyne C や Fetch のほうが、寛容性の設計は上です
  • まっすぐ引いてまっすぐ出すストロークで、フェースの開閉を抑えたい人
  • 打感の良し悪しで選びたい人。パターDBに打感の列が無いため、この記事では判断の材料を出せません
  • Anser と Anser 2 の設計の違いを、DBの列から知りたい人。この2本は設計の列の上で差がありません

試打と、パター診断

⚠️ 3軸スコアは、ヘッド形状やトウハングから決まる設計上の指標です。実際の打感・構えやすさ・転がりの相性は人によって異なります。候補をしぼり込んだら、最終的にはゴルフショップの試打やフィッティングで、自分の手とストロークで確かめてください。

自分のストロークがまっすぐ寄りなのか、弧を描いているのかが分からないときは、形で迷う前に、5つの質問に答えるだけのパター診断ツールで傾向をしぼり込むのが近道です。

PINGのパターを、シリーズや種類をまたいで選びたいときは、選び方をまとめた記事が近道です。

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