中古ショップのPINGの棚に、見慣れない名前が並んでいたことはないでしょうか。Ketsch、Tomcat 14、Floki、Piper。どれも黒っぽいシャフトで、値札は2万円前後。店員さんに聞くのも気恥ずかしくて、その場でスマホに「HEPPLER」と打ち込んでみたものの、出てくるのは新品の販売ページばかり。結局その日は何も買わずに帰った——私も同じ帰り道を歩いたことがあります。この記事では、PINGのHEPPLERという11本のラインを当サイトのパターDBから全件洗い出し、名前ではなく形状とフェースの動きで3つのグループに整理します。
この記事でわかること
- HEPPLERが何のラインだったのか(フェースにインサートを持たない設計)
- 11本でヘッド形状3種類・ネック6種類まで散らばっている、という分布の意味
- 寛容性★1〜★5と操作性★1〜★5が1つのシリーズの中で端まで揃う理由
- HEPPLER 全11本の早見表(形状・ネック・トーハング・3軸スコア・中古/新品価格)
- 寛容性★5から操作性★5まで1段ずつ下りる代表5本と、中古棚で先に見るポイント

HEPPLERとは何だったのか——フェースにインサートを持たない11本
HEPPLER(ヘプラー)は、PINGが2020年に出したパターのラインです。当サイトのパターDBで brand=PING かつ series=HEPPLER を抽出すると11本が並び、発売年は11本とも2020年で揃っています。PINGの2020年モデルはこのHEPPLERだけなので、年で切っても他のラインと混ざりません。
このラインを他と分けている特徴は1つです。フェースにインサート(樹脂などの別素材)を持たない設計であること。PINGは長年インサート入りのモデルを主力に置いてきましたが、HEPPLERはそれを外し、アルミニウムとステンレスの複合ボディで重心を組み立てています。シャフトはブラッククロームスチールで、全体に引き締まった見た目のラインでした。
ここで気をつけたいのは、インサートの有無は「良い・悪い」ではなく「別の設計思想」だということです。当サイトのDBは打感の良し悪しを数値で持っていません。数字にできないものを数字のように語るのは筋が悪いので、この記事では触れません。代わりに、DBが決定的なルールで持っている寛容性と操作性の2軸で11本を整理していきます。3軸スコアがどう決まっているかは、評価基準を公開した記事があります。
11本で形状3種類・ネック6種類——分散がとても大きいライン
11本の内訳を機械で集計すると、こうなります。
- ヘッド形状:マレット5本・ブレード3本・ハーフマレット3本。3種類すべてが揃っています。
- トーハング(水平に支えたときフェースがどれだけ下を向くか):フェースバランス7本・クォーター2本・ハーフ2本。フルトーハングはありません。
- ネック形状:クランクホーゼル5本・ダブルベンド2本・プラマー1本・Lネック1本・センターシャフト1本・ショートスラント1本の6種類。
- 初心者向き判定:11本中8本がTRUE。FALSEはAnser 2・ZB 3・Flokiの3本です。
11本しかないラインでネックが6種類というのは、当サイトのDBに登録されているシリーズの中でもかなり散らばっているほうです。そして寛容性スコアは★5が3本・★4が4本・★3が1本・★2が1本・★1が2本、操作性スコアは★5が1本・★4が1本・★3が1本・★2が5本・★1が3本。両方の軸が★1から★5まで端から端まで埋まっています。
これが何を意味するか。HEPPLERは、1つのシリーズの中だけで「ミスに強い側」から「打ち分けられる側」までを見せられる、珍しく密度の高いラインだということです。ちなみに同じことを別のシリーズでやろうとすると、23本規模のラインが必要になります。11本で端から端までカバーしているのは、それだけ役割を重ねずに作られたということでもあります。
裏を返せば、「HEPPLERが良いらしい」で棚に向かうと迷うということでもあります。11本の性格がここまで違うので、シリーズ名で選ぶ意味がほとんどありません。PINGのパター全体を俯瞰したい場合は、ブランドの選び方をまとめた記事から入るのが早いです。
HEPPLER 全11本 早見表
11本を形状順(ブレード→ハーフマレット→マレット)に並べました。スコアはDBの値をそのまま転記しています。価格はDB登録時点の目安で、中古は状態ランクや在庫状況で実売が前後します。中古欄の「—」は相場と呼べる在庫が確認できなかったことを意味します(詳しくは後述します)。
| モデル | 形状 | ネック | トーハング | 寛容性 | コスパ | 操作性 | 中古 | 新品定価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Anser 2 | ブレード | クランクホーゼル | クォーター | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ¥17,898 | ¥36,300 |
| ZB 3 | ブレード | Lネック | ハーフ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | — | ¥36,300 |
| Anser 5 | ブレード | プラマー | フェースバランス | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ¥17,700 | ¥36,300 |
| Piper | ハーフマレット | ダブルベンド | フェースバランス | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ¥17,880 | ¥39,600 |
| Piper C | ハーフマレット | センターシャフト | フェースバランス | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ¥19,880 | ¥39,600 |
| Piper Armlock | ハーフマレット | ダブルベンド | フェースバランス | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | — | ¥44,000 |
| Floki | マレット | ショートスラント | ハーフ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ¥18,380 | ¥39,600 |
| Tyne 3 | マレット | クランクホーゼル | クォーター | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ¥18,380 | ¥39,600 |
| Fetch | マレット | クランクホーゼル | フェースバランス | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ¥21,880 | ¥39,600 |
| Tomcat 14 | マレット | クランクホーゼル | フェースバランス | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ¥14,380 | ¥39,600 |
| Ketsch | マレット | クランクホーゼル | フェースバランス | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | — | ¥39,600 |
表から読み取れること
新品定価は3段でした。ブレード3本が¥36,300、ハーフマレット2本とマレット5本が¥39,600、そしてPiper Armlockだけが¥44,000。Piper Armlockは前腕に沿わせて構えるアームロック用のモデルで、ロフトが6.0度・長さが38インチと、他の10本(3.0度・34インチ)から数字ごと外れています。11本のうちこの1本だけ、そもそも構え方が違うと考えてください。
中古のほうは、この記事を書くにあたって中古ショップ(ゴルフドゥ)の在庫を機械で調べ直しました。実測できたのは11本のうち8本で、¥14,380〜¥21,880の範囲に収まります。取得できなかった3本のうちZB 3とPiper Armlockはそもそも中古ショップのカタログに登録がなく、Ketschは在庫が1本だけで相場と呼べる数がありませんでした。「中古が出回っていない」のか「今回そのお店で確認できなかっただけ」なのかは別の話なので、この3本は数字を空欄にしてあります。ここを埋めた数字に見せかけると、読む人の判断材料を1つ壊すことになります。
なおコスパ★は中古価格から決まる指標です。ただしHEPPLERは後述のとおり中古の状態にばらつきが大きいラインなので、この記事では寛容性と操作性の2軸で選び分けていきます。
名前ではなく「フェースの動き」で分ける——トーハングは3種類だけ
棚の前で迷う原因は、たいてい名前です。Ketsch、Tomcat 14、Floki、Piper、Tyne 3、Fetch——単語が並んでいるだけで、どれが大きいのか小さいのかも分かりません。オデッセイのように「#1」「#7」と番号が振られているわけでもないので、名前から性格を推測する手がかりがそもそも無いのです。
ですから、名前はいったん脇に置いてください。11本を分けているのは、DBの2つの列だけです。
寛容性と操作性は、形状 × トーハングで決まる
当サイトの3軸スコアのうち、寛容性と操作性はヘッド形状 × トーハングから決定的に計算されます。誰が計算しても同じ値になるルールです。HEPPLERの11本に当てはめると、こうなります。
- マレット × フェースバランス=寛容性★5・操作性★1。ヘッドが大きく慣性モーメントが最大で、なおかつフェースの開閉が最小。打点が芯を外しても顔の向きが残ります。HEPPLERではFetch・Tomcat 14・Ketschの3本。
- ハーフマレット × フェースバランス=寛容性★4・操作性★2。マレットほどの慣性モーメントはないぶん★5には届きませんが、構えたときの大きさが穏やかです。Piper・Piper C・Piper Armlockの3本がここ。
- マレット × クォーター=寛容性★4・操作性★2。大きなヘッドのままフェースがわずかに開いて閉じる方向。Tyne 3の1本だけです。
- マレット × ハーフ=寛容性★3・操作性★3。マレットなのにトーハングがはっきりある、11本で唯一の中庸。Flokiです。
- ブレード × ハーフ/クォーター=寛容性★1・操作性★5/★4。ヘッドが小さくフェースが大きく開いて閉じるので、球筋を自分で作りにいけます。ZB 3とAnser 2。
- ブレード × フェースバランス=寛容性★2・操作性★2。ブレードのなかでは方向性寄りに振れた例外で、Anser 5がこれです。
ここで押さえておきたいのは、寛容性と操作性は両立しないということです。両方★5のパターは物理的に存在しません。数値の高いほうを選ぶのではなく、自分がどちらを必要としているかで選ぶ。HEPPLERは1つのラインの中で端から端まで揃っているので、この選び方がとても素直にできます。
ネック形状(クランクホーゼル、ダブルベンド、Lネックなど)は、このトーハングを作っている部品です。ネックとトーハングとストロークの関係は、パター選び全体で使える見方なので、掘り下げた記事を用意しています。
また、11本中8本が初心者向き判定TRUEというのは、全ブランドで見てもやや高い比率です。初心者向きの条件そのものをブランド横断で整理した記事もあります。
マレット5本は「同じ顔で中身が違う」——寛容性★5から★3まで
HEPPLERで本数がいちばん多いのがマレットの5本です。Fetch・Tomcat 14・Ketsch・Tyne 3・Floki。上から3本は寛容性★5で横並び、Tyne 3が★4、Flokiが★3。大きなヘッドという見た目は共通なのに、中身は3段に分かれているのがこのラインの面白いところです。
差を作っているのはネックです。★5の3本はいずれもクランクホーゼルでフェースバランス。Tyne 3は同じクランクホーゼルでもトーハングがクォーターに振れ、Flokiはショートスラントでハーフまで振れています。ネックが1段変わるごとに、寛容性が1段ずつ落ちて操作性が1段ずつ上がる——このライン全体の設計思想がここに出ています。
マレット形状そのものの選び方(大きさの許容範囲、視線の置き方、アライメントの見え方)は、PINGのマレットだけを横断でまとめた記事があります。ここでは重複を避けて、HEPPLERの中での位置づけに絞ります。
寛容性★5の上限——ミスに強い側の端(Tomcat 14)

PING / HEPPLER(2020年)
Tomcat 14
寛容性 ★★★★★ / コスパ ★★★☆☆ / 操作性 ★☆☆☆☆
寛容性★5は、マレット × フェースバランスというDB上の最大値の組み合わせによるものです。ヘッドが大きく慣性モーメントが最大で、クランクホーゼルでフェースの開閉が最小に抑えられているため、打点が芯を外しても顔の向きが残ります。操作性★1はその裏返しで、フェースを返して球筋を操るタイプではありません(寛容性と操作性は両立しないので、方向重視の人にとっては気になりません)。HEPPLERの11本で「いちばん助けてくれる側」の端がこのモデルです。今回の在庫実測では完品が20本と、11本のなかで最も数が確認できました。数がある=状態を見比べて選べるということなので、中古で探すなら入口として現実的な1本だと思います。
マレットなのにトーハングがある例外(Floki)

PING / HEPPLER(2020年)
Floki
寛容性 ★★★☆☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★★☆☆
3軸のうち寛容性と操作性がともに★3という、HEPPLERで唯一の中庸です。マレットでありながらショートスラントネックでトーハングがハーフまで振れているため、大きなヘッドの安心感を残したままフェースの開閉を許すという珍しい組み合わせになっています。内側から円を描くように振るタイプの人が「マレットは自分に返ってこない」と感じた経験があるなら、その理由はたいていフェースバランスのほうにあります。Flokiはその不一致を形状ではなくネックで解消しにいったモデルです。DBの初心者向き判定はFALSE(フェースの開閉を自分で扱う前提だから)ですが、アーク軌道が固まっている人にとってはむしろ素直。数値の高いほうを機械的に選ぶと出会えない1本です。今回の在庫実測では完品8本すべてがCランクとDランクでした。
ハーフマレット3本とブレード3本——安心を取るか、操作性を取るか
残る6本は、ハーフマレットのPiper系3本とブレード3本です。この2グループは、マレットに寄りきれない人とブレードで自分で作りたい人という、正反対の受け皿になっています。
ハーフマレットのPiper・Piper C・Piper Armlockは3本とも寛容性★4・操作性★2で横並び。違いはネックだけで、Piperがダブルベンド、Piper Cがセンターシャフト、Piper Armlockがダブルベンド(ただし前述のとおりアームロック専用の長さとロフト)です。スコアが同じなら、あとは構えたときの見え方で選ぶという段階になります。センターシャフトという構造そのものが自分に合うかどうかは、専用にまとめた記事があります。
マレットが大きすぎると感じる人の中間解(Piper)

PING / HEPPLER(2020年)
Piper
寛容性 ★★★★☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★☆☆☆
寛容性★4は、ハーフマレット × フェースバランスの組み合わせから決まっています。マレットの★5には届きませんが、フェースの開閉が最小という性格は同じ。まっすぐ引いてまっすぐ出したいけれど、大型ヘッドの存在感は落ち着かない——という人のための中間解です。ダブルベンドネックでシャフトがヘッドの手前で2回折れており、構えたときに手元の延長線上にフェースが収まって見えます。HEPPLERのハーフマレットは3本ともこの★4/★2で並んでいるので、Piperを基準に、センターシャフトが良ければPiper C、アームロックで構えたければPiper Armlockという枝分かれで考えるのが分かりやすい。今回の在庫実測では完品5本がCランクとDランクのみでした。
ブレードの入口——PINGの原型フォルム(Anser 2)

PING / HEPPLER(2020年)
Anser 2
寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★★☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆
PINGのパターを語るときに外せないアンサー型を、HEPPLERの文法(インサートなし・複合ボディ)で作り直した1本です。操作性★4は、ブレード × クォータートーハングという組み合わせから決まります。ヘッドが小さくフェースが開いて閉じるので、球筋を自分で作りにいける側。裏返しに寛容性は★1で、打点が芯を外したときの助けは大型マレットに遠く及びません。DBの初心者向き判定もFALSEです。アンサー型のフォルムが好きで、寛容性より構えやすさと打ち分けを取るという人向けの位置づけになります。今回の在庫実測では完品9本の内訳がCランク1本・Dランク8本でした。
操作性★5の端——打ち分けたい人の1本(ZB 3)

PING / HEPPLER(2020年)
ZB 3
寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ — / 操作性 ★★★★★
Tomcat 14とちょうど正反対に立つ1本です。操作性★5は、ブレード × ハーフトーハングという組み合わせによるもの——ヘッドが小さく、Lネックでフェースが大きく開いて閉じるので、フェースの向きを自分で管理して球筋を作るタイプ。裏返しに寛容性は★1です。HEPPLERの11本のなかで操作性★5はこのモデルだけで、ラインの片端を1本で担っています。ひとつ注意点があります。今回の在庫実測で、このモデルは中古ショップのカタログに登録そのものがありませんでした。中古が出回っていないのか、今回調べたお店で扱っていないだけなのかは判別できていないため、中古の目安価格は空欄にしてあります。上の表示は新品定価です。中古で探す場合は、まず在庫があるかどうかから確認してください。
私がアンサー型に戻った話(個人の感想)
ひとつだけ書いておくと、私自身が使っているのもPINGのアンサー系で、いまのエースはPLD Milled Anserです。それ以前は寛容性の高そうな大きいヘッドを新品で買ったこともあったのですが、私のストロークは内側から円を描くアーク寄りで、フェースバランスの大型ヘッドが素直に返ってこない。実戦で噛み合わず、結局は手放しました。上の表でいえば、私は操作性側の端に寄っている人ということになります。
ただしHEPPLERは私自身が所有していません。ですからこの記事では、打感・転がり・実際の使用感については書いていません。書けるのはDBのスコアと設計上の事実だけです。※ここに書いたのは私1人の例で、統計ではありません。判断の主役は早見表とスコアのほうに置いてください。アンサー型の歴代モデルを横断で比べたい場合は、こちらが詳しいです。
中古棚で先に見るのは、価格ではなく状態
今回の在庫実測で、はっきり出た事実がひとつあります。相場を確認できた9本すべてで、美品クラス(ABランク以上)の完品はゼロでした。在庫の中心はCランクとDランクで、きれいな個体は事実上棚に残っていません。発売から5年以上が経ち、状態の良い個体から先に出ていったあとの局面だと考えるのが自然です。
ですから早見表の中古価格は、CランクとDランクを含む完品在庫の中央値です。同じモデルでもランクが1段違えば実売は数千円動きます。表示価格の差だけで飛びつくと、フェース面の打痕やソールの深い擦れを引き受けることになりかねません。ソールの擦れは転がりに影響しませんが、フェース面の状態は打感と初速に直結します。HEPPLERはインサートを持たない設計なので、フェースは金属面がそのまま打点になります。価格差より状態ランクの差のほうが後悔に効く——このラインについてはそう考えたほうが安全です。
在庫は状態ランクごとに価格が動きます。まずは在庫があるかどうかを見るところから始めてください。

まとめ:HEPPLERの11本から自分の1本を絞る3つの問い
HEPPLERは、フェースにインサートを持たない設計で2020年に出た11本のラインです。11本しかないのにヘッド形状は3種類・ネックは6種類・寛容性も操作性も★1から★5まで揃っている、密度の高い並びでした。名前から性格を推測できないぶん、次の3つの問いを順番に通すのがいちばん速い道になります。
- ストロークはまっすぐ引くタイプか、アークを描くタイプか。まっすぐならフェースバランスの7本(Tomcat 14・Fetch・Ketsch・Piper・Piper C・Piper Armlock・Anser 5)、アーク寄りならトーハングのある4本(Floki・Tyne 3・ZB 3・Anser 2)へ。
- ヘッドの大きさはどこまで許容できるか。大きいほど寛容性の上限が上がります。マレットが落ち着かないならハーフマレットのPiper系、小さいほうが構えやすいならブレードの3本へ。
- 寛容性と操作性、どちらを取るか。両立しないので、どちらかに寄せます。ミスに強い側の端がTomcat 14(寛容性★5)、打ち分ける側の端がZB 3(操作性★5)。迷ったら中庸のFlokiが受け皿になります。
そして中古で探すなら、価格より先に状態ランクを見る。HEPPLERはこの1点に尽きます。自分がまっすぐ引くタイプかアークかがはっきりしない場合は、5つの質問に答える診断ツールが近道です。PINGの削り出しライン(PLD Milled)と比べたい方は、姉妹記事もどうぞ。
⚠️ 3軸スコアは、ヘッド形状やトーハングから決まる設計上の指標です。実際の打感・構えやすさ・転がりの相性は人によって異なります。候補をしぼり込んだら、最終的にはゴルフショップの試打やフィッティングで、自分の手とストロークで確かめてください。データは遠回りを減らす地図であって、最後の1本を決めるのはあなた自身です。
ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。









