初めて100を切るまでに通算36ラウンドかかったことを5年ぶんの記録から実測した記事のサムネイル。朝のティーイングエリアを背景に、タイトルとキャッチコピーを配置

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100を切ったのは通算36ラウンド目だった|5年ぶんの記録を数え直したら「月1」では届いていなかった

「何年くらいやれば100を切れますか」。ゴルフを始めて2年目に後輩から聞かれて、私は答えられませんでした。当時の自分がまだ切れていなかったからです。初めてコースに出た日のスコアは108打。その2年後も114打で、数字はほとんど動いていませんでした。先日ようやく、自分のラウンド記録を最初から日付順に数え直してみました。初めて100を切ったのは、通算36ラウンド目でした

この記事でわかること

  • 私が初めて100を切ったのは通算36ラウンド目・初ラウンドから1,026日後(約2.8年)だった
  • その36ラウンドのうち19ラウンド(54%)はショートコースだった
  • 切ったあとも100未満は通算35/91ラウンド。5年経っても3回に1回は100を超えている
  • 10ラウンド移動中央値は直線では下がらず、18ラウンドかけて悪くなった時期がある
  • 初めて切った年のラウンド数は49。月1ペースだった最初の3年は、合計10ラウンドで1回も切れていない
初めて100を切るまでのラウンド数を並べた表の図解。通算36ラウンド、うちショートコース19ラウンド、うち本コース17ラウンド、かかった日数1,026日を示す
半分より多くがショートコースでの19ラウンドでした

「何年やれば100を切れるのか」に、私は3年間答えられませんでした

ゴルフを始めてしばらくのあいだ、上達しているのかどうかが自分でも分かりませんでした。良い日と悪い日の差が大きく、直前の1ラウンドの印象だけが強く残るからです。数えてみるまでは、私も「そのうち切れるだろう」と思っていただけでした。

そこで、ラウンドのたびに1行ずつ書いていた記録を全部並べ直しました。台帳には121ラウンドぶんの行があり、いちばん古い行が2020年10月14日、いちばん新しい行が2026年3月15日です。5年半ぶんになります。

この記事が使う母数を先に断っておきます

同じ台帳を使った記事で、私は118ラウンドと書いたり88ラウンドと書いたりしています。数字が揃っていないように見えるので、理由を先に書いておきます。

パット数を主題にした回は、パットを書き忘れた3ラウンドを外して118ラウンドにしました。ボギーオン率を主題にした回は、そこからさらにショートコースの30ラウンドを外して88ラウンドにしました。主題にする列が違えば、使える行も違ってきます

今回はスコアしか使いません。スコアは121行すべてに入っているので、パットを記録していなかった初期の3ラウンドも数に入れて121ラウンドとして扱います。この3行は2020年10月14日(108打・初ラウンド)、2020年12月30日(131打)、2021年7月18日(114打)で、いちばん古くて、いちばん悪い3ラウンドです。これを外すと出発点そのものが消えてしまうので、今回は入れました。

どこまでを「ショートコース」と呼んだか

台帳にはコース種別の列がありません。そこで「そのコースでのスコア中央値が85打を下回るコース」をショートコース扱いにしています。この線引きは同じ台帳を使った私の他の記事とまったく同じ規則で、複数の記事が違うものを「ショートコース」と呼んでしまう事故を避けるために揃えてあります。該当したのは4コース・30ラウンドで、残りの91ラウンドが本コースです。

数えたら、初めて100を切ったのは通算36ラウンド目でした

結果から書きます。

実測
初ラウンド 2020年10月14日・108打
初めて100を切った日 2023年8月6日・98打
そこまでの通算ラウンド 36ラウンド
うちショートコース 19ラウンド(54%)
初ラウンドからの日数 1,026日(約2.8年)

本コースだけで数えると17ラウンド目になります

同じ出来事が、数え方を変えると別の数字になります。ショートコースを外して18ホールの本コースだけで数えると、初めて100を切ったのは17ラウンド目でした。36と17では、受ける印象がかなり違います。

どちらかが正しいという話ではありません。「コースに出た回数」を知りたければ36、「18ホールを回った回数」を知りたければ17です。私がこの記事で36を先に出しているのは、読者が自分の記録と突き合わせるとき、たいてい数えるのは出かけた回数のほうだからです。

36ラウンドのうち19ラウンドはショートコースでした

ここが自分でも意外だった点です。100を切るまでの道のりの過半が、18ホールの本コースではなく半日で回れるショートコースでした。ちなみに初めて98打を出したコースは、初ラウンドで108打を叩いたのと同じコースです。3年近くかけて、同じ場所で10打縮んでいました。

切ったあとも、3回に1回は100を超えています

「100を切った」と書くと、そこから先はずっと切れているように聞こえます。私の記録はそうなっていませんでした。本コース91ラウンドのうち100未満は35ラウンド、率にして38.5%です。

本コースのラウンド数 スコア中央値 100未満 100未満率
2020年 2 119.5 0 0.0%
2021年 3 123.0 0 0.0%
2022年 2 115.5 0 0.0%
2023年 22 106.0 5 22.7%
2024年 29 101.0 11 37.9%
2025年 27 98.0 17 63.0%
2026年(3月15日まで) 6 101.0 2 33.3%

いちばん良かった2025年でも、10回のうち4回近くは100を超えています。直近20ラウンドで13回、直近10ラウンドでは5回でした。「切った」と「切り続ける」は、私の記録では別の話です

上達のグラフは一度戻ります

本コース91ラウンドを古い順に並べて、10ラウンドぶんの中央値を少しずつずらしながら出してみました。

10ラウンド目まで118.0打だった中央値は、22ラウンド目までで103.5打、28ラウンド目までで102.0打まで下がります。ここまでは順調です。ところがそのあと、46ラウンド目までの窓では105.5打に戻っています。18ラウンドかけて悪くなっている期間があった、ということです。

そこからまた下がって、いちばん良い窓は84ラウンド目までの93.5打でした。ただし最後の91ラウンド目までの窓は98.5打で、また少し戻っています。上達は直線では進みませんでした。伸び悩んでいた時期に「才能がない」と結論を出さなくてよかった、と数えてから思いました。

「1回切る」と「平均で切る」は別の目標です

私は別の記事で「平均スコアが100前後に落ち着くまでには5年以上かかった」とも書いています。これは今回の「36ラウンド目で初めて切った」と矛盾しません。1回切るのと、平均で切るのは、別の指標だからです。実際、2025年の中央値でようやく98.0打でした。目標を立てるときは、自分がどちらの話をしているのかを決めておいたほうが、達成したかどうかを判断できます。


年ごとにコースへ出た回数と本コースの100未満率を並べた表の図解。2020年から2022年は年2〜5ラウンドで100未満率0%、2023年は49ラウンドで22.7%、2024年以降は年30ラウンド前後で37.9%から63.0%へ上がっていくことを示す
回数が跳ね上がった年から、100未満が出はじめました

切れた年に違ったのは、コースに出た回数でした

年ごとに何が違ったのかを探して、いちばんはっきり動いていた列がこれでした。ショートコースも含めた、コースに出た回数そのものです。

全ラウンド うちショートコース 本コース 月あたり
2020年 2 0 2 0.17
2021年 3 0 3 0.25
2022年 5 3 2 0.42
2023年(初めて切った年) 49 27 22 4.08
2024年 29 0 29 2.42
2025年 27 0 27 2.25
2026年(3月15日まで) 6 0 6 0.50

「月あたり」は年間のラウンド数を12で割った値です。2020年は10月から、2026年は3月15日までしか記録が無いので、この2年の値は参考程度に見てください。2023年の4.08も年間の平均で、月別に見ると1回の月から8回の月まで幅があります。

最初の3年は、3年合わせて10ラウンドでした

2020年から2022年までの3年間で、コースに出たのは合計10ラウンドです。年に3回前後、つまり「月1」どころか「年に数回」のペースでした。そしてこの3年間、100未満は1回もありません。

私が運営しているのは月1ゴルファーのためのサイトですから、これは書きにくい数字です。それでも隠さずに書きます。私の記録では、月1未満のペースだった3年間で100は切れませんでした。ただしこれはn=1の記録であって、「月1では切れない」という一般則ではありません。私の場合はそうだった、というところまでが言えることです。

増えたぶんの過半はショートコースでした

では2023年に49ラウンドも出られたのはなぜか。内訳を見ると27ラウンドがショートコースです。本コースは22ラウンドで、前年からの増え方としてはショートコース側のほうが大きくなっています。18ホールの本コースは1日がかりですが、ショートコースなら半日で1ラウンド分の記録が残ります。回数を増やした手段が、ショートコースだったというのが台帳から読み取れることです。

逆に言うと、2024年以降はショートコースのラウンドが0になっています。年間のラウンド数も49から29、27へと落ち着きました。回数を大きく積んだのは、この1年だけでした。

それでも、原因を1つに決めることはできません

⚠️ この記事は「ショートコースに通えば100を切れる」とは言っていません。私の2023年は、コースに出た回数と同時に道具もレッスンも動いた年でした。台帳から言えるのは「回数が増えた年に初めて切れた」という順序までで、どれが効いたのかは記録から切り分けられません。

ホール単位の内訳も台帳にはありません。ですから「どのミスが減ったのか」も、この記事では書けませんでした。書けるところまでで止めておきます。

まとめ:月1のままでも、回数だけは増やせます

5年半・121ラウンドを数え直して出てきたのは、次の3つでした。

  • 初めて100を切ったのは通算36ラウンド目・約2.8年後。うち19ラウンドはショートコース
  • 切ったあとも100未満は38.5%。「1回切る」と「毎回切る」は別の目標
  • 切れた年は年49ラウンド。年に数回だった3年間では1回も切れていない

「何年やれば切れますか」への私の答えは、いまなら「年数ではなく回数で数えたほうが自分の位置が分かります」になります。年数だけで見ると、私の2.8年は速くも遅くも見えません。しかしラウンド数で見ると、最初の3年は10ラウンドしか出ていないのです。届いていなかったのは才能ではなく回数だった、という見方ができます。

本コースを月4回に増やすのは、時間の面でも予算の面でも現実的ではありませんでした。私が実際にやっていたのは、18ホールの合間にショートコースを1回はさむことです。月1の予定はそのままでも、コースに立つ回数は増やせます。

もう1つおすすめしたいのは、自分の記録を日付順に並べ直してみることです。私はこの記事を書くまで、初めて100を切ったのが何ラウンド目だったかを知りませんでした。数えてみると、伸び悩んでいた時期がちゃんと形として見えてきます。

-月1上達論