2024年モデルのオデッセイパターを調べはじめたら、「Ai-ONE」「Ai-ONE TRI-BEAM」「GIRAFFE-BEAM」「Ai-ONE S2S」「Ai-ONE CRUISER」「Ai-ONE MILLED TRI-BEAM」——前年に出た「Ai-ONE」から一気に枝分かれしていて、どれが何の違いなのか分からないまま手が止まった。定価も4万円台から7万円超まで幅広く、結局よく分からず無難そうなものを選んでしまう。一世代前を賢く狙いたい月1ゴルファーが、ちょうどぶつかる立ち止まりです。この記事では、2024年のオデッセイパター全モデルを、パターDB(全モデル)の3軸スコアで整理して、迷わない選び方に変えていきます。
この記事でわかること
- 2024年に増えたオデッセイの系統(TRI-BEAM / GIRAFFE-BEAM / S2S / CRUISER / MILLED)の意味
- 3軸スコア(寛容性・コスパ・操作性)で「自分の基準」を決める方法
- 月1ゴルファー向け・タイプ別の代表5本と、2024年モデルが「定価より下がっているのにコスパ★1」な理由
2024年のオデッセイパターは何が新しかったのか
2024年のオデッセイは、前年(2023年)に登場した主力「Ai-ONE(エーアイ・ワン)」を土台に、ヘッド形状とネックのバリエーションを一気に広げた年です。三角ホーゼルの「TRI-BEAM」、ツアー発の「GIRAFFE-BEAM」、センターシャフトでまっすぐ構える「S2S」、中尺・アームロックなど構え方を選べる「CRUISER」、削り出し最上位の「MILLED」——同じAi-ONE系から、選べる軸が一気に増えました。種類が多いのは選択肢が広がったからで、裏を返せば、軸の意味さえ分かれば候補は一気に絞れます。
Ai-ONEとは何か(AIインサートの考え方)
Ai-ONEは、AIで設計したインサート(フェースの当たり)で、打点が多少ずれても転がりの初速を揃えにいく設計思想です。芯を外したときの距離ロスを軽減する方向に振られていて、月1ゴルファーにとっての意味は単純です。「打点がブレても距離が大きく狂いにくい」——この一点が、2024年のAi-ONE世代を選ぶ理由になります。2024年は、このAi-ONEを基盤に形状・ネックの選択肢が大きく増えた「拡張の年」でした。
2024年に増えた系統の読み解き方(TRI-BEAM / GIRAFFE-BEAM / S2S / CRUISER / MILLED)
長いモデル名は、ベース名「Ai-ONE」のうしろに「機能や仕様のキーワード」が足し算で付いているだけです。読み解きの目安を挙げます。
- TRI-BEAM:三角形のホーゼル構造で、オフセンターヒット時のヘッドのブレを抑える安定強化版。同じヘッドでも「CH(三角ホーゼル・アーク向き)」と「CS(センターシャフト・ストレート向き)」に枝分かれします。
- GIRAFFE-BEAM:首の長いロングクランクホーゼルが特徴の、ツアー発・個性派の形状。トウハングを大きく残し、フェースを開閉させて打ち分けたい人向けです。
- S2S(Square to Square):センターシャフト寄りでフェースの開閉を抑える設計。まっすぐ引いてまっすぐ出すストレート方向を支えます。
- CRUISER:中尺・アームロック・ブルームスティックなど、長さや構え方を選べるバリエーション。
- MILLED:6-4チタンなどからの削り出し。打感にこだわる最上位ライン(定価7万円前後)です。
つまり「Ai-ONE MILLED TRI-BEAM DOUBLE WIDE T CS」は、「ベース+削り出し+三角ホーゼル+ワイドヘッド+センターシャフト」と分解して読めます。名前の長さに怯む必要はありません。

3軸スコアで「自分の基準」を決める|オデッセイ パター 2024の選び方
モデルの数で迷うのは、比べる物差しが無いからです。当サイトのパターDBは、すべてのモデルを寛容性・コスパ・操作性の3軸スコア(★1〜5)で機械的に採点しています。基準が一本通ると、「自分はどの軸を優先するか」を決めるだけで候補が絞れます。
寛容性と操作性はトレードオフ(両立しない)
寛容性(ミスへの強さ)と操作性(打ち分けのしやすさ)は、ヘッド形状×トウハングという物理から決まり、互いに逆相関します。マレットでフェースバランスならMOI(慣性モーメント)が最大・フェース開閉が最小で寛容性★5、その代わり操作性は★1。ブレードでトウハングが残るほど操作性が上がる代わりに寛容性は下がります。寛容性も操作性も★5、という都合のいい1本は物理的に存在しません。だからこそ「どちらに振るか」を先に決めるのが近道です。
2024年Odysseyパター全モデル一覧(37モデル×3軸スコア)
「全モデルまとめ」として、2024年のオデッセイパターをシリーズ別に一覧化しました。同じ形状でも、シリーズ(ネック・仕上げ・長さ)でスコアの出方が変わります。気になる系統を上から眺めて、次章の「タイプ別の代表5本」で具体名に落とし込んでください。「中古相場」は日本の中古ショップで実測が取れた行にだけ額を入れています(37本中20本。実測が取れていない行は「—」)。「新品定価」は、すでに新品の流通が無いモデルを「中古のみ」と表記しています。
| シリーズ | モデル | 形状 | 中古相場 | 新品定価 | 寛容性 | コスパ | 操作性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Odyssey Ai-ONE(2024年・11本) | |||||||
| Ai-ONE | #7 DB | マレット | ¥27,490 | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | 2-BALL DB | マレット | ¥23,900 | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | 2-BALL JAILBIRD MINI | マレット | ¥24,290 | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | 2-Ball CH | マレット | — | ¥46,200 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE | 24 | マレット | ¥24,390 | ¥46,200 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE | JAILBIRD MINI DB | マレット | ¥23,288 | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | Square 2 Square | マレット | — | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | WING BACK | マレット | — | ¥46,200 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE | Rossie DB | ハーフマレット | ¥24,400 | ¥46,200 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE | #2 | ブレード | ¥21,380 | ¥46,200 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Ai-ONE | DOUBLE WIDE CH | ブレード | ¥23,890 | ¥46,200 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
| Odyssey Ai-ONE TRI-BEAM(2024年・8本) | |||||||
| Ai-ONE TRI-BEAM | #7 CH | マレット | — | ¥49,500 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | 2-BALL CH | マレット | — | ¥46,200 | ★★★★☆ | — | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | 2-BALL CS | マレット | ¥27,880 | ¥49,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | DOUBLE WIDE CH | マレット | ¥23,345 | ¥49,500 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | DOUBLE WIDE CS | マレット | — | ¥49,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | #5 CH | ハーフマレット | ¥27,880 | ¥49,500 | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | #1 | ブレード | — | ¥49,500 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Ai-ONE TRI-BEAM | #2 CH | ブレード | — | ¥49,500 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Odyssey Ai-ONE MILLED TRI-BEAM(2024年・5本) | |||||||
| Ai-ONE MILLED TRI-BEAM | DOUBLE WIDE T | マレット | — | ¥71,500 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE MILLED TRI-BEAM | DOUBLE WIDE T CS | マレット | ¥32,880 | ¥71,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE MILLED TRI-BEAM | SEVEN T | マレット | ¥30,880 | ¥71,500 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE MILLED TRI-BEAM | SIX T CH | マレット | — | ¥71,500 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Ai-ONE MILLED TRI-BEAM | ONE T CH | ブレード | — | ¥71,500 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Odyssey GIRAFFE-BEAM(2024年・4本) | |||||||
| GIRAFFE-BEAM | #6 | マレット | — | ¥44,000 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| GIRAFFE-BEAM | #7 | マレット | — | ¥44,000 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| GIRAFFE-BEAM | #1 | ブレード | — | ¥44,000 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| GIRAFFE-BEAM | DOUBLE WIDE | ブレード | ¥28,050 | ¥44,000 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Odyssey Ai-ONE S2S(2024年・3本) | |||||||
| Ai-ONE S2S | #7 | マレット | ¥26,295 | ¥49,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE S2S | DOUBLE WIDE | マレット | ¥25,880 | ¥49,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE S2S | JAILBIRD | マレット | ¥26,890 | ¥49,500 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Odyssey Ai-ONE CRUISER(2024年・6本) | |||||||
| Ai-ONE CRUISER | #7 ARM LOCK | マレット | ¥30,880 | ¥52,800 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE CRUISER | #7 CS BROOMSTICK | マレット | — | 中古のみ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE CRUISER | #7 DB | マレット | — | ¥52,800 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE CRUISER | 2-BALL JAILBIRD | マレット | — | 中古のみ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE CRUISER | JAILBIRD | マレット | ¥32,700 | ¥52,800 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| Ai-ONE CRUISER | DOUBLE WIDE CH | ブレード | ¥26,290 | ¥52,800 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
表を眺めると傾向が見えます。マレット×フェースバランス系(S2S・CRUISER・WING BACKなど)は寛容性★5・操作性★1に寄り、ブレード系(GIRAFFE-BEAM #1・TRI-BEAM #1など)は操作性★5・寛容性★1に寄ります。いっぽうコスパ★は、シリーズによる差がほとんどありません。37本のうち36本が★1・「—」(未採点)が1本で、★3以上は2024年モデルに1本もありません。ベースのAi-ONEも、S2S・CRUISER・MILLEDといった上位ラインも、そろって★1に並びます。理由は次の見出しで説明します。次章はこの中から、月1ゴルファーが中古で現実的に狙える代表を、形状をまたいで絞り込みます。
2024年の中古は下がっている。それでもコスパ★が上がらない理由
2024年モデルのうれしい点は、登場から時間が経って中古市場に在庫が出回ってきたことです。当サイトが日本の中古ショップ(golfドゥ)で実勢を実測できたのは37本中20本で、半分を超えました。実測が取れた行は、いずれも新品定価を下回っています。額は上の一覧の「中古相場」列で確認してください。
ただし、コスパ★はほとんどが★1のままです。当サイトのコスパは「定価からいくら下がったか」ではなく、中古で実際に払う金額そのもので決まる物差しだからです。2024年モデルは、いちばん安い行でも「中古でもそれなりの投資」という区分から出ておらず、そのため37本中36本が★1で並びます。「定価より下がった」と「安く買える」は、同じことではありません。なお「—」の1本は、中古価値の評価がDBに入っていないため採点していないという意味で、割高という意味ではありません。
さらに、「中古=つねに最安」とは限りません。新品でも、値下げされたマークダウン品が大型ポイント還元(PayPay祭りなどのキャンペーン)のタイミングと重なると、ポイント込みの実質価格では中古と変わらない——ときに中古より安くなることもあります。ポイントもまとまって貯まります。中古か新品かは価格表の額面だけで決めず、そのときの実質価格(ポイント込み)で見比べるのが、いちばん賢い買い方です。最新を新品で狙うなら2025〜2026年モデル、価格を抑えて上位スペックを狙うなら2024年、という軸で選ぶと迷いません。
月1ゴルファーへの推奨:2024年モデルのタイプ別 代表5本
上の一覧のうち中古相場の実測が取れている20本に絞り、ヘッド形状(マレット/ハーフマレット/ブレード)をまたいで代表5本を選びました。前述のとおりコスパ★はこの世代ではほぼ全部が★1なので、★の高さでは差が付きません。そこで「どのストロークに合うか」「どの形状の性格を試したいか」で選び分けられるように並べています。上位ライン(S2S・CRUISER・MILLED)を代表から外したのはコスパの差ではなく、CRUISERはアームロックやブルームスティックなど構え方が特殊な行を含み、MILLEDはこの世代でいちばん定価が高い削り出し最上位、S2Sはセンターシャフト寄りで好みが分かれる——いずれも1本目の基準にはしづらいためです。各カードのスコアは、形状とトウハングから決まる理由つきで読めるようにしました。
まず1本・寛容性で選ぶ王道マレットなら

Odyssey / Ai-ONE(2024年)
#7 DB
寛容性 ★★★★★ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★☆☆☆☆
寛容性★5は、マレット形状×フェースバランスでMOIが最大・フェース開閉が最小だから。芯を外しても向きがブレにくく、ダブルベンドネックでまっすぐ引いてまっすぐ出すストレートのストロークを支えます。#7はオデッセイの定番マレットで、安心感を中心に1本目を持ちたい人の王道。中古相場は上のタグと一覧の実測値のとおりで、定価からは確かに下がっていますが、コスパは★1のままです(この世代の中古価格帯では★が上がりません)。操作性★1は寛容性とのトレードオフです。
ミスへの強さと構え感を両取りするなら(ハーフマレット)

Odyssey / Ai-ONE(2024年)
Rossie DB
寛容性 ★★★★☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★☆☆☆
ハーフマレット×フェースバランスで寛容性★4・操作性★2のバランス型。マレットの安心感とブレードの構え感の中間で、ミスへの強さと打ち分けやすさを両取りしたい人に向きます。ダブルベンドでストレートのストロークを支えつつ、マレットほど大ぶりに見えないので構えやすさも残ります。コスパ★1は2024年モデル全体に共通するもので、この1本が割高という意味ではありません。5本の中では、寛容性★4・操作性★2という「中間の性格」がいちばんはっきり出ている1本です。
少しだけ打ち分けも残したいマレットなら

Odyssey / Ai-ONE(2024年)
24
寛容性 ★★★★☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★☆☆☆
同じマレットでも、ショートスラントネックでトウハングがクォーター(少し)残るため、フェースバランスの#7 DBより寛容性は★4とわずかに下がる代わりに、自分で向きを微調整する余地が生まれます。寛容性★4のマレットの安心感を土台にしつつ、ほんの少しアークに引きたい人に合う中間バランス。「マレットは安心だけど、まっすぐ過ぎると違和感がある」という人の現実的な選択肢です。
ブレードの操作性を、構えやすい形で試すなら

Odyssey / Ai-ONE(2024年)
DOUBLE WIDE CH
寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★☆
クランクホーゼルでトウハングが残るブレードで、操作性★4。フェースを開閉させて距離感やラインを自分の手で作れます。「DOUBLE WIDE」の名のとおり通常のブレードより少し幅があり、ブレードの中では構えやすい部類。ブレードの操作感を初めて試すのに向く1本です。なお、上の一覧で中古相場の実測がいちばん安いのは、同じAi-ONEのブレード「#2」です。そちらはトウハングがさらに残るぶん、打ち分けの自由度がもう一段上がります。DOUBLE WIDE CHを選ぶ理由は価格ではなく、幅のあるヘッドで構えやすいことにあります。寛容性★1は操作性とのトレードオフで、芯を外したときの影響は大きめ。「操作性をまず手頃に体験したい」人の入口になります。
2024年らしい個性派・ツアー発の操作性を狙うなら

Odyssey / GIRAFFE-BEAM(2024年)
DOUBLE WIDE
寛容性 ★☆☆☆☆ / コスパ ★☆☆☆☆ / 操作性 ★★★★★
GIRAFFE-BEAMは2024年に登場した、首の長いロングクランクホーゼルが目印の個性派シリーズ。トウハングが大きく残るため操作性★5で、フェースを開閉させて打ち分けたい人向けです。同じブレードでもDOUBLE WIDEは幅がある分やや構えやすく、GIRAFFE-BEAMの中では手を出しやすい1本。上の一覧の中古相場では、この5本の中でいちばん高い実測値です。寛容性★1は操作性とのトレードオフです。「人と違う、はっきりアークで打ち分ける1本」を選びたい人向けの選択肢になります。

「自分がストレートかアークか分からない」という場合は、形状で迷う前に診断ツールで傾向を絞るのが近道です。初心者向けのおすすめ整理は、こちらの記事も参考になります。
2024年モデルと前後の世代、どれを買うか
2024年のAi-ONE拡張世代と、2025年のAi-ONE熟成世代、2026年のAi-DUAL最新世代は、設計思想が地続きで、優劣というより「新しさを取るか、価格を取るか」で選ぶのが現実的です。
新しさの2025〜2026年・狙いどきの2024年
2026年のAi-DUALは、ヘッドとインサートの両方をAI設計にした最新世代で、ミスへの強さをさらに底上げしています。最新設計を新品で手にしたいなら2025〜2026年が候補です。一方の2024年は、性能面で大きく見劣りするわけではなく、中古相場の実測が半分以上のモデルで取れているので現物を比べて選びやすい世代です。ただし前述のとおり、コスパ★が立つ水準まで下がっているわけではありません。同じ予算なら、最新の新品エントリー1本か、2024年の中古で上位スペック1本か、という選び方ができます。なお、2024年に枝分かれした三角ホーゼル「TRI-BEAM」を「CH(アーク向き)」と「CS(ストレート向き)」でどう選び分けるかは、別記事で3軸スコアを使って掘り下げています。各年の全モデル整理は、2025年・2026年版のまとめ記事にもまとめています。
まとめ:2024年パター選びのチェックシート
2024年のオデッセイパター選びは、次の3ステップで迷いが消えます。①自分がストレートかアークかを決める(S2S・フェースバランス系か、TRI-BEAM CH・GIRAFFE-BEAM系か)②寛容性と操作性のどちらに振るかを決める(両立はしません)③最新の新品(2025〜2026年)か、中古の実測が揃ってきた2024年か、予算で絞る(2024年の中古は、コスパ★が立つほど安くはないという前提で)。名前の長さに惑わされず、3軸スコアという物差しを基準にすれば、全モデルの中から自分の1本にたどり着けます。
⚠️ 3軸スコアは、ヘッド形状やトウハングから決まる設計上の指標です。実際の打感・構えやすさ・転がりの相性は人によって異なります。候補をしぼり込んだら、最終的にはゴルフショップの試打やフィッティングで、自分の手とストロークで確かめてください。データは遠回りを減らす地図であって、最後の1本を決めるのはあなた自身です。
また、パターだけでスコアが決まるわけではありません。家での練習や弾道計測で自分の打ち方の傾向をつかむと、道具選びの精度も上がります。練習環境の整え方は、スクールと自主練を比べたこちらの記事が参考になります。
「自分はストレートかアークか分からない」「2024年モデルのどれが合うか絞りたい」という場合は、5つの質問に答えるだけのパター診断ツールで、合う候補を手早く絞り込めます。
ベストスコア86、アベレージ100のアマチュアゴルファー。
身長177cm、体重78kg前後の中肉中背40代ゴルファーです。
2020年にゴルフ開始。
2022年から本格的に練習をするようになったがなかなか上達せずに120前後から変わらず。
試行錯誤しながら、少しずつ上達中。
関東のゴルフ場がメインの月1~2ゴルファーです。






