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パッティングミラー プロパス(Back2BasicsGolf PRO PATH)を使ってわかったこと|目線と肩のルールが決まり、迷わず打てるようになった

もともと私は、あまり深く考えずに構えて、打ちたい方向に打っていました。ところがダウンブローで打つピン型のパターに替えたことで、打ち方そのものを見直す必要が出てきます。目線はどこに置くのか、肩はどう向けるのか。迷わずに打つための自分のルールを決めるのに役立ったのが、パッティングミラーの「プロパス」です。この記事では、ミラーで決めた自分のルールと、一緒に使っている練習道具を写真つきで紹介します。あくまで私の場合の話として読んでください。

この記事でわかること

  • パッティングミラー プロパスで、私が決めた「目線」と「肩」のルール
  • プロパスの中身(ミラー・ゲート4つ)と、自宅で使うときのゲートの土台
  • 設置例と、ストライプボールを合わせる理由
  • 鏡の傷とセットの手間というデメリット、向いている人

パッティングミラー プロパスで一番伝えたいこと:迷わず打てる「自分のルール」ができた

スコアより、変わったのは「迷い」でした

この記事で一番伝えたいのは、パッティングミラー プロパスを使って、現場でパターを打つときに迷いなく打てるルールを自分の中に作れた、ということです。

スコアが大きく上がったかどうかは、正直なんとも言えません。それでも、パターが良くなったのは確かだと思っています。考えることが少なくなって、パターに自信が持てるようになりました。その影響で、アイアンやドライバーなど、ほかのショットに集中できるようになりました。

参考までに、私のラウンド記録の数字も載せておきます。パターを替えた日(2025年10月26日)の前1年と、替えたあとの比較です。ショートコースは除き、数字はそれぞれの期間の中央値です。

交換前1年(28ラウンド) 交換後(16ラウンド)
パット数(中央値) 36.5 35.0
パーオン率(中央値) 16.7% 11.1%
スコア(中央値) 98.0 100.5

パット数は1.5打減りましたが、スコアとパーオン率は悪くなっています(2026年10月22日のラウンドまでの記録です)。この時期はパター・ボール・打ち方、そしてミラーと、いくつも同時に変えているので、どれの効果とも言い切れません。数字で言えるのはここまでです。

2ボールからピン型へ替えて、打ち方を見直す必要が出た

もともと私は、マレットタイプ(2ボール)のパターを使っていました。あまり深く考えずにアドレスして、打ちたい方向に打つスタイルです。2ボールもすごく良かったのですが、ピン型のパターを使いたいと思うようになり、上部にラインも何も入っていないモデルを使うことにしました。

アイアンが上手くなりたいという思いもあって、どちらかといえばダウンブローで打つピン型に変えました。そのため、打ち方そのものを見直す必要が出てきたのです。

決めたルールは「目線」と「肩」の2つ

ピン型を打つにあたって、自分の中で迷わないためのルールを決めたいと考えました。YouTubeや記事で上手な人の情報を見て、特に意識したのが次の2点です。

  1. 目線の位置:いつも同じ位置で構えられるようにする
  2. 肩の位置:ターゲットラインに対して、まっすぐ平行にする

私自身、昔痛めた影響もあって右肩が前に出やすい傾向があり、打ち方も定まっていませんでした。そこでこのミラーを機に、肩のラインを平行にセットし、腕先ではなく肩や体全体で打つストロークへ変えました。

目線については、ミラーを置いてみると、もともと私の目の位置はボールの上ではなく、ミラーの手前側でした。ミラーがあることで、目の位置を確かめ直せて、肩の位置も分かるようになりました。

パッティングミラーの上に構えて目と肩の位置を確かめる様子

この2つのポイントをしっかり固められたことが、パッティングミラーを使って一番大きかった点です。

プロパスの中身と設置例:ミラーとゲート4つ、自宅用にゲートの土台を足した

ミラーは裏返せば左打ちでも使える

プロパスは、Back2BasicsGolf(B2BG)のパッティングミラーです。箱の表記どおり、中身はミラー本体・ゲート4つ・収納袋です。商品ページによると重さは約430gで、日本語の説明書も付いています。

パッティングミラー プロパスの箱と、標準で付いてくる4つのゲート
プロパスの箱と、標準で付いてくるゲート4つ

ミラーには肩の位置を合わせる「ショルダーアライメント」の線のほか、テイクバックのときのパターヘッドの理想的な軌道も描かれています(私はそこまで使い込みませんでしたが)。基本的な確認なら、この製品でなくてもできるかもしれません。ただ、ほかにも色々と機能が付いています。

ちなみに、裏返せば両面使える仕様になっていて、左利きの人でも使えます。

パッティングミラー プロパスを右打ち向きに置いたところと付属の収納袋
右打ちで使うときの向き
パッティングミラー プロパスを裏返して左打ち向きに置いたところ
裏返すと左打ちの向きになる

ゲートは標準で4本。出玉の方向を管理するのに役立つ

プロパスには、標準でミラーとゲートが4つ付いています。肩や目線の位置、ストロークの位置といったルール決めだけでなく、近場で出玉の方向を管理するのにもゲートが非常に役立ちます。

ゲートは一番広いもので、カップと同じか、カップより少し狭いくらいのサイズ感です。出玉の管理に適しています。

プロパスに標準で付いている地面に挿すタイプのゲート4本
ゲートは標準で4本

自宅で使うために、オプションのゲート用土台を買った

標準のゲートは、地面に挿す用になっています。私は自宅での練習をメインに考えていたので、オプションのゲート用土台を購入しました。肩の位置を確認するだけなら、この土台は要りません。ゲートを自宅で使いたかったので、土台を買いました。

商品ページによると、土台は陽極酸化アルミニウムで作られていて、プロパスのゲートを室内のパターマットの上で使うためのものです。

オプションで買ったプロパスのゲート用土台と袋
オプションで買ったゲートの土台
プロパスのゲートに土台を付けてパターマットの上に立てた例
ゲートに土台を付けた例。マットの上でも立つ

パッティングミラーの設置例:肩・目、テイクバック、打ったあと

設置例1:肩と目の位置を合わせる

最初は、肩の位置と目の位置を意識しました。ミラーには「ショルダーアライメント」という線が入っていて、ここに肩の位置を合わせられるので参考になります。

上から見た位置としては、私の場合は左目の真下にボールが来るように構えています。ミラーに細かく線が入っているので、足の位置も決めやすいです。足・ボール・目・肩の位置関係をまとめて練習できるのが、大きなメリットだと感じています。

パッティングミラー プロパスの設置例。ショルダーアライメントの線で肩と目の位置を合わせて構えたところ
設置例:最初は肩の位置、目の位置を意識しました(鏡に映った撮影者の部分はぼかしています)

設置例2:テイクバックのルートを見る

ミラーには、パターを引いてくるルートが描かれているので、どこを通せばいいのかが視覚的に分かりやすくなっています。先ほど書いたとおり、私自身はここまでは使い込みませんでした。

パッティングミラー プロパスの設置例。ミラーの線に沿ってテイクバックしたところ
設置例:テイクバック(片手で撮影しているので、なんとなくのイメージです)

設置例3:打ったあと、ゲートを真っすぐ通るか

近くに置いたゲートへ、出玉が真っすぐ通るかを確認できます。

パターマット上のプロパス・ゲート・金属カップの設置例(打ったあとのイメージ)
設置例(打ったあとのイメージ)。ミラーの先にゲート、その先にカップ

ストライプボールを合わせると、ミラー練習がわかりやすくなる

線の無いピン型だから、線のあるボールを使った

使っているピン型パターの上面に線が無いこともあり、最初のうちはボールに線が入っている、TaylorMade(テーラーメイド)の「ツアーレスポンス ストライプ」を使っています。写真の青い帯のボールがそれです。本番でも狙いたい方向に合わせやすく、練習でも順回転で転がっているかを確認できるので、自信につながります。

順回転のボールは最後のひと伸びが出やすく、傾斜やライの影響を受けにくい球が打てるメリットがあります。反面、奥に行きやすい面もあります。それでも、順回転で転がっているかを見るには、ストライプが最適だと思っています。

苦手だった「線が曲がって見える」錯覚

もともと私は、ボールの線を目標方向に合わせるのが苦手でした。後ろから見て真っすぐに合わせても、構えて上から見ると線が曲がって見えてしまう。そうなると不安になって、線どおりに打てなくなっていたのです。

帯の入ったボールは、この錯覚が起きにくいと感じています。自宅で練習を重ねることで、「こう打てば真っすぐ行く」という感覚もつかみやすくなります。自宅でのミラー練習において、ストライプボールの活用は非常におすすめです。

デメリット:濃い色はショットで気が散るかもしれない

デメリットとしては、グリーン上以外ではボールの向きを直せない点があります。青などの濃い色だと、アイアンショットのときに気が散る可能性があります。最近は白のストライプボールなども出ているので、そのあたりは好みで選ぶと良いと思います。

使ってわかったデメリット2つ:鏡の傷とセットの手間

下が鏡なので、擦ると傷が気になる

肩や目線の位置取りが確認できるのはすごくいいですし、出玉のチェックにも良いと感じています。その反面、下にミラーがあるので、メルカリなどで売ることまで考えると少し気になります。

もともと私はマレットタイプを使っていて、どちらかというと地面を擦ってアッパー気味に打つスタイルでした。そのため、擦ったときに鏡に当たってしまう点が若干気になります。

今はピン型で、フェース面の上部に球を当てるイメージで練習しているので、そちらの矯正にもなって良い部分もあります。ただ、やはり下に鏡があると、擦ったりぶつけたりして傷がつく心配はあります。そこまで柔な作りではない印象ですが、鏡である以上、使うときの注意は必要かなと思います。

毎回のセットに、それなりの気力がいる

もう一つのデメリットは、セットの手間です。ちょっとしたスキマ時間にやりたいと思っても、毎回ボールをきちんとセットして、肩や目の位置を意識して構える必要があります。それなりに気力を使う作業です。

それでも「アドレスの確認用」としてはすごくいい

ひたすら反復練習をするフェーズになってくると、使わなくなる可能性もあります。ただ、たまに自分のアドレスなどを確認する用途には、すごく良いと思います。

何より「この手順で確認する」というルールを決めて取り組むことで、気持ちの負荷も下がります。そういう意味で、非常に良い練習器具だと感じています。

余談:一緒に使っている金属カップとパターマット、1.5mの練習

3WAYの金属カップは「カラン」という音がいい

ここからは余談ですが、私が実際に使っていて良いと思うものを紹介します。1つ目は、3面(スリーウェイ)の金属カップです。

3段階で傾斜がついていて、スロー・ノーマル・ファストに対応しています。入ってくる向きによって傾斜が変わるので、グリーンが速い場合・遅い場合・普通の場合といった調整が効きます。

3WAYの金属カップをSLOW側から見たところ
3面金属カップ(SLOW側)
3WAYの金属カップを横から見たところ(ノーマル)
3面金属カップ(ノーマル)
3WAYの金属カップをFAST側から見たところ。UMAKUNARU CUP 3WAYの刻印
3面金属カップ(FAST側)。「UMAKUNARU CUP 3WAY」の刻印がある

とはいえ、そこが一番気に入ったわけではありません。一番の魅力は、金属の音が鳴ることです。

パター練習用のカップはいろいろなものが売られています。マットの上に被せる布のような円や、マット自体に線が引いてあるもの、打ったら戻ってくるプラスチック製のものなどです。ですが、カップインしたときに「カラン」と金属の音が鳴るのは、練習するうえでかなり重要なモチベーションになると感じました。

また、このカップは球が4つほど入るのもいいところです。私の場合は3球打ってから取りに行くことが多いのですが、そうやって練習しているときの満足感がすごくあります。買う前は正直そこまで考えていなかったのですが、実際に使ってみて満足度がとても高いと感じました。

返球式のプラスチックカップと3WAYの金属カップ
カップとして使っているもの。左が返球式のプラスチック製、右が金属カップで、使うのはほとんど金属カップ

私のカップには「UMAKUNARU CUP 3WAY」「ryomagolf.co.jp」と刻印があります。ただ、この3WAYは、私が探した範囲では今は見当たりませんでした。Yahoo!ショッピングやAmazonでも、このタイプのカップは売り切れていることが多いです。

代わりになりそうなのが、同じリョーマゴルフの「上手くなるカップ」です。名前からして、たぶん後継の商品だと思います。ただ、公式ページには3WAY(3段階の傾斜)の記載が見当たらず、私のカップと同じ作りかどうかは確かめられていません。公式ページには「金属製だから“コロン”というリアルな音でカップインを知らせてくれます」とあり、金属の音が鳴る点は同じようです。パター練習を本気でやりたい方には、このタイプの金属カップがおすすめです。

無地のパターマットに、自分で50cmごとの点を付けた

2つ目は、パターマットそのものです。私が使っているのは、パターマット工房の「SUPER-BENT」(45cm×3m・日本製・距離感マスターカップ付き)です。無地のもので、すごく安いわけではありませんが、かなり品質がいいものです。一応、向きによって「速い・遅い」の調整もできるようになっています。

3mあるパターマットに、大きなメジャーで真ん中と両サイドに線を引きました。そのあと、50cm刻みでど真ん中にマジックで点を付けています。他人からは見えない、自分からは見えるくらいの点です。

最初から線が付いている高級なパターマットもいいと思います。ただ、マジックで点を描くだけとはいえ、自分でこうやってカスタマイズできる無地のマットもすごくいいなと思いました。

マットを常に敷きっぱなしにできる環境ではないので、練習が終わったら丸めて保管しています。1年以上使っていますが、よれたりもせず、よくある裏面のゴムがボロボロになってくるような劣化も、今のところほとんどありません。品質もとても良く、満足しています。

普段の練習はミラーを使わず、1.5mをストライプボールで

普段の練習では、ミラーは使わずに1.5mをストライプボールで打っています。マットの端から50cmのところにボールを置いて、そこから1.5mのところにカップを置く形です。

3mのパターマットに置いたストライプボールと1.5m先の金属カップ
普段の練習はミラーを使わず、1.5mをストライプボールで

1.5mは、本番だと結構難しい距離です。100切り前後のゴルファーにとっては「50%も入らない、入ったらラッキー」くらいの距離感だと思います。ただ、同じ距離を同じ感覚で練習し続けていると、自信を持ってその距離を打てるようになってきます。

まとめ:パッティングミラー プロパスが向いている人

パターを本気で練習したい人、ルールがまだ決まっていない人に

パッティングミラー プロパスは、パターを本気で練習したい方、家であまりスペースを取らずに練習したい方、あるいはパターのルーティンやルールがまだ決まっていない方にとって、すごくいいアイテムだと思いました。ゲートなども付いているのがとても良いですし、初心者から上級者まで幅広く使えるものだと思います。

安くはないからこそ「練習しないと」と思えた

何より私の中で大きかったのは、決して安いものではないぶん、「練習しないと」という気持ちになれたことです。ルールの確立といった目に見える恩恵はもちろんですが、パター練習をしっかりやらなきゃという意識になり、購入してから2ヶ月ほどは、2日に1度から毎日のあいだくらいの頻度で使っていました。そういった意味でも、本気で練習するなら十分ありだと思います。

使い終わったら売る、という選択肢もある

メルカリなどでも探してみてほしいのですが、プロパスは結構活発に売買されています。私も、もともと売却を視野に入れて購入しました。たとえばYahoo!ショッピングなどで安い時期を狙って買っておいて、自分の中でルーティンが固まった段階や、使わなくなったタイミングでメルカリなどで売る、という選択肢も取れるアイテムだと思っています。

劣化もしにくく、今のところミラーもすごく綺麗なまま保てています。流行り廃りのないアイテムなので、パターの上達に何かしら貢献してくれるはずです。

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